アメカジブランド論2(メーカー紹介編)




 THE REAL McCOY'S  リアル マッコイズ」

THE REAL McCOY'S BUCO HARLEY-
DAVIDSON
JOE McCOY コントラバンド ROUGHWEAR
CLOTHING

 言わずと知れた、McCOYである。
 私がMcCOYを知った頃にはもうすでに全盛期を過ぎており、倒産寸前でした。
 そのせいもあってか、一つ上の世代の人たちのブランドという意識が強い
 上の世代が持っているような強烈な思い入れは私にはありません。

 ただ、好みの、いい作りの服を作ってくれるメーカーというだけですね。

 こう書くと冷淡な感想をMcCOYに持っているように聞こえるかもしれないが、そんな事はないです。

 バカ高いライダースを何着も買ってるし、McCOYブックは何度も読み返しているし、
 かなり傾倒して散財していると思います。(ディープな方々の足元にも及びませんが)

 ただ、上の世代の人たちはMcCOYを魂というか、精神性も含めて愛しているのに対し、

 私は、優れた服を作る1メーカーという技術面でしか見ていないということ……

 これはかなり大きな差だと思うんですよ。


 また、その差が重要な意味を持つブランドでもありますし。

 正直、上の人たちが持っているような感傷に対して嫉妬を覚えます。

 この優れたブランドの成長を見つづけ、
 その新製品に一喜一憂し、

 胸を張って

 「俺達がMcCOYを育てたんだっ!!」

 そんな風に思える人生はすごく幸せだと思う。



 McCOYはFJラインのリアルマッコイズ、ワークラインのジョーマッコイ、ライダースラインのBUCO,ハーレー、などがあります。
(一度倒産したあと、ジョーとハーレーは消失してます)
 私はジョー・マッコイが一番好きでした。

 私の所有McCOYはジョーの物が多いです。
 もしかしたら純粋なMcCOYファンはいらないといいそうな物ばかりかもしれません。



 



 「BOOTLEGGERS」


VAN NESS SPEEDSTER JACKET DIVISADERO JKT BURROUGHS
WOOL&
CORDUROY
EARLY
STYLE
UNIONALLS
607XX


 今、最も期待しているメーカー。
 ジョー・マッコイのスタッフ4人が立ち上げたブランドで、作りのよさやアレンジに、独特のうまさがある。

 赤や青のライダース、アマガエル色のスポーツJKTなど、

 かなりキワいデザインの割には、

 引き算がうまいので、それほど着にくくはない。


 全体的に袖丈が長めに作ってあり、防寒度も高いので、バイク乗りにはうってつけのメーカーだ。

 タグのデザインや、カラーリングにしても、
 このところ停滞気味だったレプリカメーカー界に確実に風穴を開けたのではないか、
 と私は勝手に思っている。
 久々に袖を通す事によってトキメキを与えてくれるメーカーだ。





 「他の元McCOY関係」


 
  「TOYS McCOY」  

 リアルマッコイズをたちあげた岡本氏が、ヘルメットなどのアクセサリーをつくるために、
 立ち上げたブランドであるが、最近はFJや、ライダースも作っています。。

 古きMcCOYファンの間では、岡本さんの名前はものすごいカリスマ性があるみたいですね。


 「CODE M」  

 


 と言うのがありましたが、消えちゃいましたね。

 1年後に復活すると言う告知はサイトに載っていたのですが……


 旧McCOYの滝沢氏が立ち上げたブランドで、
 ラングリッツレザーのように、採寸オーダーもしていたので、
 McCOYクオリティで自分使用のJKTが作れるいいメーカーだと思っていたのですが。。。


 「DOG HOUSE」  はまだ存続していると思います。

 こちらも、採寸オーダーしてくれて、
 McCOYクオリティで、テイラードJKTを作ってくれるみたいです。



 「Rainbow Country」


 旧McCOYの三好さんが立ち上げたブランド。
 今のところJOE McCOYテイストの熊ジャン、30Sのライダース等を作っています。

 McCOY後継ブランドの中では、価格はかなり良心的です。
 California Manufacturing Company と言うラインjもあります。


 「THE FEW」

THE FEW
STANDARD SPECIAL
A-2 MIX
 
TYPE D-1SPECIAL
WERBER SPORTSWEAR

 
 McCOYのニュージーランド工場が独立したもの。
 McCOYの正当な後継者として、一番注目を集めているブランド。
 フライトJKTのクオリティは旧McCOY以上との声多し!




 MWS   Midcentury Wildhotrod Surfbeat



 GROOVERS


 
 二つまとめて紹介します。


 なぜまとめて紹介するかと言うと、この二つを知ったのは同時期だし……
 同じボルビック社のブランドだからですが、扱っている店もほぼ同じ

 MWSを扱っているところは、GROOVERSも扱っているし、
 GROOVERSを扱っていないところはMWSも扱っていない……そういうわけで、
 自分の所有服も、どちらがどっちの物か、よくわかんなかったりします。


 
 どちらも…いわゆる復刻服のノウハウで現代的にアレンジ……
 ようは BOOTLEGGERSとか……
 ダブルワークス……少し落ちてフェローズ、ジョンブル……このアタリの方向性のブランドです。


 二つとも、音楽、モーターサイクル系カルチャーをモチーフにしていて、
 大きく区切ると、GROOVERSは30s〜50sで、MWS50s〜なのかな。。

 しかし、二つのラインの差が……それほどハッキリと出ているわけではないので……
 
二つに分ける意味が見えない。。。。。


 今思えば、REAL McCOY'Sはいくつもラインがあったけど、
 はっきり分かれていて、

 そのラインごとにファンが違うほど差別化されていたのは見事だった。




 どちらかというと、MWSの方がモーターサイクル色が強くて、GROOVERSは音楽系という気もする。


 一応レプリカメーカーの特約店で扱ってはいますが……
 どちらもイマイチ浅い……というか味気ないです。







 例えば、フェローズなんかも、わりとアレンジして、
 REAL McCOY'Sにくらべるとヌルイつくりなんですが(僕はそこが好きだけど)
 一応はレプリカメーカーの範疇に入る仕事をしているじゃないですか。


 MWSも、その位のスタンスなのかなぁ〜と思って集めてたら
 それよりも、更に薄く……PPFM位のセンスに時折感じられます。


 PPFMとかパープル&イエローとかの、
 微妙にストリート&ギャル男&アメカジテイストも嫌いじゃないのですが……
 それらは、たまに着る分にはおもしろいのですが、
 本道となると、すこし味気ないんですよ。

 GROOVERSも、もう少し抑えた方が、服としてのクオリティが上がるんじゃないかなぁ……
 と言うところで更にデコレーションをするんです。


 しかし、若いファン層の開拓には、この方向性でいいのかもしれませんね。
 もう少しイロイロ買いながら、先行きを見守りたいメーカーです。












 「東洋エンタープライズ(バズリクソン、スタイルアイズ、シュガーケイン等)」

テーラー東洋 ホワイツヴィル インディアン
モーターサイクル
Buzz Rickson`s SUGAR CANE STYLE EYES United Carr

 リーズナブルな価格で質のよい物を作り続けている。
 FJを作らせても、スカジャンを作らせても、確実に合格ラインの物を、
 他のブランドより安い価格で作る。

 その分検品が甘いような気もするが。
 買ったときからボタンがついてなかったりとか、
 ジッパーの食い合わせが悪かったりとか、ボタンが妙に硬かったりとか
 (L-2B、一番下のボタンがきつくて何度もはめ返しているうちに破れました)
 悲惨な目にあう事もあるので、
 しっかりと細かい事を確認してからの購入をお勧めします。


 定番モデルからキワモノまで大きな規模でいろんな物を作ってくれるのがありがたい。


 ひっそりと、マニア以外は知らないレザートグスを復刻してくれるなど、
 中々に心憎い事もしてくれる。 

 2月頃には30%オフにしている事もあるので、割と購入しやすいメーカーかも知れません。








 「WARE HOUSE ウエアハウス」 

ダブルワークス


 デニムメーカーとしても一流だが、職人気質でいいアウターも作る。
 朴訥な雰囲気のクオリティの高い物、というのがウエアハウスの一番大きな印象だろうか。。
 値段は高めの物が多いが、McCOYに比べたらいくぶんと良心的だと思う。

 リペアなど、アフターケアもばっちりで、

 なんだかんだで、現状では一番信頼できるメーカーという気がします。



 「WESTRIDE」

 新潟のウエスタンリバーが立ち上げた新進気鋭のメーカー。
 ジョーマッコイやバンソンなどのいい所を、巧く盗んでいる。
 今後一番期待できるブランドの一つだろう。
 製作はウエアハウスが行っているものが多い。






 「ドゥニーム」


 いい色落ちの素晴らしいジーンズを作る。
 その技術力をアウターにも向けてくれると嬉しいのであるが、
 ほとんどデニム一本という雰囲気はHPの展示品を見ても明らかだ。
 その姿勢はいっそのこと潔しとすべきかもしれない。

 レプリカメーカーのジーンズを初めて試してみたいという人ならば、

 ここをお勧めします



 一番現行品との違いを現してくれると思う。





 「PHERROW’S フェローズ(匠、CC MASTERS バンブルビー等)」  
バンブルビー C.C.MASTERS C.C.MASTERS エルスモック

 キワモノが多い印象があるが、FJもスカジャンもそこそこクオリティの高いものを作っている。

 ディープなマニアには二番手メーカーというか、

 物足りない部分ものあるかもしれないが


 いい意味でアルファやショットの持っているストリート感を、

 残していると思う。

 匠ラインは小じゃれてて本当にオシャレだと思う。

 バンブルビーは単純にカッコイイ。

 レプリカメーカーはどこか渋さを追求して、かっこよくなりすぎないように自粛しながら作っている気配があるが、

 ここはそんなのお構いなしという感じがいい。

 ただ、キワいデザインの宿命か、あきやすい気がしないわけでもない。


DRY BONES 「ドライボーンズ」  

 ガッチャマンで言うとコンドルのジョー的な位置にいるというか、
 王道からわざと外れた変化球狙いの服が多いと思う。

 古着系の王道的なファッションを歩んでいる人は、
 シャツとか帽子とか小物類を買っている人が多いのではないだろうか。

  その独特の不良性を備えたラインはアメカジ野郎よりは、

 むしろパンクの方々に愛されているような趣を感じる。




 「REDMOON レッドムーン」  


 ウオレットだけでなく、アウターもいい物を作る。
 初期の頃は、かなり良心的な値段で作っていたのだが、

 最近は全体的にはちょっと高いなあ……と感じる事が多い


 ただ、時々5万円くらいで鹿シャツを出したりと、気は使ってくれているようだ。

 「モノを作るということは、最終的にはモノを作れる人を育てるということだ」

 とかつて後藤オーナーがどこかで語っていたが、それは至言だと思っている。




「SKULL JEANS」


 音楽テイストあふれるブランド。
 スタイリッシュでシルエット等素晴らしい。

 前身はFAB FOURという、レザー小物などで知られるブランドだった。

 あんまりクオリティが高すぎるのも重苦しくて嫌という人には、
 いい意味でチープ感のある、このブランドがオススメだ!




 「EVIS」 

 なんていうか、微妙な感じですね。
 全体的に値段は高め。でデザインは面白いような気もするが、

 ある意味で、全く冒険していないという気もします。


 かつてはカッコいいと感じた、ペンキステッチも

 今となってはもうおなかいっぱいでベタ過ぎるような……





 ジーンズの色落ちはそこそこいいと思います。


 あと、レプリカ系メーカーってどれだけ金かけても一般人には伝わりにくいじゃないですか?

 その点EVISならアピ−ル出来ていいのかなあ(笑

 あのペンキステッチは夏にすごく映えると思いますが、

 トータルでコーディネイトがうまい人が履いてないと、

 どこか野暮ったく感じしてしまうような……。




「FLAT HEAD」

 REDMOONとジョーマッコイのいいとこ取りをした感じ。
 しかし、XX生地でローライズのブーツカットをつくったり
 痒い所に手が届くブランドである。






 以上が、私が触れたり、所有した事があるレプリカメーカーの紹介です。
 その他にもフルカウントやスタディオダルチザン、サムライジーンズ、なんかが人気があるようですが、
 私は試した事がないので、特には語れないですね。、
 あと、今はもう潰れてしまったシルバーストーンとか好きでした。





 私はこれらのメーカーの商品がいとおしくて仕方がなく、
 観ているだけで幸せな気分になれるので、
 買いもしないで店で1時間くらい粘ったりもするのもしょっちゅうです。

 普段リーバイスとかエドウィン買っている人から見たら高いと感じるかもしれませんが、

 絶対に値段の分納得できる作りをしていると思います。

 もし、これから、秋物冬物などを検討してらっしゃる方がいれば、

 是非一度、覗いて貰えればなぁ〜って思います。
 










その他  革ジャンメーカー




 「エアロレザー」



 全体的に作りが大きく(ウエアハウスで38のGジャン着てる人なら34くらいがジャスト)、
 日本人には着にくいシルエットなのだが、
 その無骨なシルエットが男心を狂わせてくれる。

 馬革のなかでは革質はNO1と声を上げる人が多い。
 
 価格も10万前後と良心的……か?
(McCOYとかで普通に革モノのアウター買うとペラペラした革なのに15万くらいするんで……なんとなくそう思えてしまいます)

 マニアじゃない人にも一目で作りのよさが伝わるメーカーですね。









 「VANSON」

 しっかりとしたカウハイドで、ここも「安物メーカーとは全然違う」と、
 一目でわからせる存在感を持っています。
 安いところ探せばショットと大して変わらない値段で買えるみたいなので、
 友達と差をつけたい君にはお勧めだ。(笑)





 「SCHOOT」


 まず、中学生が最初に憧れるブランドなのではないでしょうか。
 で、少しずつ革ジャンの世界に入っていくと、
 だんだんと離れていってしまうのですが、
 また里帰りして戻ってくるのが多いのがこのメーカーの特徴かもしれません。

 企画モノでいろんな別注をしているし。
 作りはしっかりしているし、
 安物っぽい革がくたびれてくると逆にワイルドになるという声も聞く。

 McCOY、ラングリッツなどを経験した後に、またショットに戻る人も多いようです。


 Wライダースの襟の形は、革ジャン系メーカーの中では一番いいと思います。


 バンソン、エアロ、ラングリッツのWは、ちょっと野暮ったいのですが、
 ショットの襟はロックしてるんですよねぇ〜
 


 釣りはフナに始まりフナに終わるというが、

 革ジャンに置けるショットもそんな感じかもしれない。





「ラングリッツ レザー」

 


 かつて、キャスケイドを一着だけ所有していましたが、
 吊るしの物は、身幅が広く袖丈短く、ファッションには向かないです。


 日本の代理店はかなりぼっているので、
 アメリカ旅行の祭にでも、現地で作ってもらうのがいいんじゃないでしょうか。。




 その他国産ハーレー(アシックスが代理店をしている)やアビレックスなどが売れているみたいです。(お勧めはしませんが)

 国産ハーレーに関してはそこそこ作りもいいし、



 デザインバリエーションも豊富なのですが、
 なぜか、ある日突然イヤになってしまうんですよねえ。

 何かわからないんですが、精神性のものとか、
 小さな男の見栄だったりとか……微妙ですね。
 McCOY×ハーレーも国産ハーレーなんですけどねえ(笑)

 もしかして、古着とかのディープな世界に染まった人は、
 McCOYなんかも、寒々しくて着れなかったりするのかなあ……?
 
 アビレックスは現在ではB系ブランドと言う位置付けに収まってきているみたいです。
 FJの草分け的なメーカーだったのですが、
 レプリカと言う意識では作ってないような気がします。

 ですので、古着やFJの世界に興味を持ってみたいという人はバズリクソンをお勧めします。



 あとはルイスレザーなどが人気のようですが、私は試した事がないので、わかりません。




























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