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音楽や映画のこと、日頃思ったことなどを書き込んでいきます。
更新は不定期に行なう予定。毎日は絶対無理(笑)。


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05.6.4   否応なしにモバイル

実は今月半ばから仕事の関係で出張が多くなり、しかも1回出たら一ケ月以上帰って来られないという状況になってしまうため、出張先にPCを持ってってモバイルを始めることと相成りました。

幸い私のPCはノート・パソコンなので助かりました。
本日USBポートに差し込むだけでモバイルが出来るWILCOM (旧DDIポケット)のAIR EDGEというものを購入して来ました。
ところが、これの通信速度がダイアル・アップ並みで、遅いったらありゃしない。ストレスたまりそうです(笑)。
まあ、モバイルが出来るだけでも良しとしよう、と言った状態ですね。

まあそんなわけで、今後このサイトの更新が滞る可能性もありますので、みなさんご了承下さい。
よろしくお願いします。


05.5.24   昭和歌謡のレコード大量ゲット

先日とある知人のお宅で「いらないレコードがたくさんあるから持ってって」と言われ、見てみると昭和歌謡の名盤やらそうでもないものやらがドッサリ(笑)。いろいろひっくるめてたくさんいただいて来ました。下の写真はその一部です。








何だか路傍の石さんやゴッチさんのブログみたいになってしまいましたが(笑)、路傍さんも取り上げていた「伊勢佐木町ブルース」や「圭子の夢は夜ひらく」、「雨の御堂筋」などをはじめ、小川知子「思いがけない別れ」、いしだあゆみ「涙の中を歩いてる」など当時大好きだった曲のシングルもあり、とってもラッキーでした。
他にもクール・ファイブや鶴岡雅義と東京ロマンチカ、石原裕次郎などに混じって、ブルー・コメッツの晩年の小ヒット曲「海辺の石段」、ザ・リガニーズ「白いゆり」、トワ・エ・モア「空よ」といった『そう言えばこんな曲あったよなあ』シリーズ(笑)や、あまりヒットしなかったので知らない人の方が多いであろう三条アンナ「第一章・涙」なんていうシブイものまでありました。

その中でも今回改めて名曲だと思ったのが、ズー・ニー・ヴーの「白いサンゴ礁」。印象的なオルガンのリフで始まるGSサウンドに乗った町田義人のヴォーカルが素晴らしいですね。こんなにいい曲だったんだ〜、と感動しきりです。それもそのはず、作詞・阿久悠、作曲・村井邦彦のコンビと知って納得。しかもこの曲もともとは「涙のオルガン」という曲のB面だったんですね。
そう言えば、尾崎紀世彦の「また逢う日まで」はズー・ニー・ヴーの「ひとりの悲しみ」という曲の改作でしたっけ。

シングルだけでなく、LPも3枚貰いましたが、この中では中村晃子のベスト盤がすごくいいです。
「虹色の湖」や「砂の十字架」といったシングル・ヒットのカッコよさもさることながら、ブル・コメの「ブルー・シャトー」やスコット・マッケンジーの「花のサンフランシスコ」などのカヴァーがなかなか秀逸で60年代テイスト満開、意外にいい出来なんですよねえ。
歌もけっこううまい人だったんだと気がつきました。

園まりの「まりちゃんとあなたの夜」は内容はベスト盤的内容で「逢いたくて逢いたくて」、「何も云わないで」や後年藤圭子が歌詞を新たにしてカヴァーした「夢は夜ひらく」のオリジナルなどが収録されていますが、単に曲を並べただけではなく曲ごとにイントロや間奏に聴いててこそばゆくなるような本人によるクサいセリフが挿入されているという企画盤。これはなかなかある意味スゴイ内容です(笑)。
「まりちゃん」は天地真理だけじゃなかったのかー(笑)。

「尾崎紀世彦 ファースト・アルバム」は「この胸のときめきを」、BS&Tの「スピニング・ホィール」、トム・ジョーンズ「ラブ・ミー・トゥナイト」、エンゲルベルト・フンパーティング「太陽は燃えている」などの全曲洋楽カヴァー・アルバム。
こちらも素晴らしい歌唱力を堪能出来るアルバムです。

しかし、これだけ一気に昭和歌謡を聴いて思うことは、今聴くとチープな雰囲気が漂うこともあるものの(ある意味そこが魅力ですけどね)、J.POPと呼ばれサウンド重視になっている現代の歌謡曲が半ば忘れ去ってしまった歌心というものをいちばんに考えて大切にしていた時代だったんだなあと痛感しました。
単純なことなんですが、歌謡曲にはやはり歌心こそがいちばん重要な気がしますね。


05.5.23   中島美嘉「MUSIC」のアナログ盤

「REGEND」や、昨年の紅白でも披露した「朧月夜〜祈り」、「桜色舞うころ」など、去年あたりから私の琴線を揺さぶる曲を歌っていてちょっと気になっていた中島美嘉の3枚目のニュー・アルバム「MUSIC」のアナログ盤が発売されているので買ってみました。






CDはすでに3月に発売になっていて、確かオリコンのアルバム・チャートでNO.1になっているはずですが、このアナログは先月の今頃限定発売されたもの。
今まで何枚かの12インチ・シングルは出ていますが、アナログでのアルバム発売は今回が初めてで、ファーストとセカンドのアナログも同時に出ているようです。

このアルバムを聴くまでは中島美嘉っていう人はそこそこウマイけど、表現力が今ひとつだなあ、と思っていましたが、実際に聴いてみるとその辺も決して悪くなく、息の抜けたような儚げな声がバラードに合っていてちょっと色気もあり、すごくいいです。

この人の声質から、やはりスロー・テンポのバラード系の曲がいちばんハマりますが、このアルバムではジャズっぽい曲やロック系の曲まで取り上げ、これらも無理なくうまく歌いこなしています。巷でもこのアルバムがいちばんという評判で、なかなか好評のようですね。
限定盤ですがまだ入手可能みたいです。ちなみに私はHMVで買いました。なかなかオススメの内容ですよ。


05.5.2   モー娘。に新メンバー加入!

興味がない方、またまたモー娘。ネタでゴメンナサイ!
先日のリーダー矢口の電撃脱退から約半月、今度はモーニング娘。に新メンバーとして新潟県出身で平成生まれの12才中学1年、久住小春(くすみ・こはる)が加入することが1日に正式発表されました。






この写真では写りがイマイチですが、かなり可愛いです(笑)。

1月に公募した第7期メンバーのオーディションでは「該当者なし」という結果に終わっていましたが、プロデューサーのつんくが「ぜったいにおるはずや」と、再び公募を実施、その結果選ばれたのが彼女。
ゴマキ・クラスのモー娘。の顔になるコを探すべく始められた今回のオーディションの応募総数2万1600人あまりの中から選ばれた期待の新人につんくも大絶賛のようで、モー娘。の番組「ハロー!モーニング」の番組中ですでに彼女を含めた何人かの候補者が登場していましたが、その中でもっともオーラを放っていた最年少の久住に決定したのは個人的にも納得です(笑)。

果たして彼女の加入が今後のモー娘。にとって新たなる起爆剤になり得るのかどうかが楽しみです。
それにしても、ついに平成生まれが加入かあ〜(笑)。


05.5.2   MJQのパーシー・ヒース死去

米ロサンゼルス・タイムズ紙によると、4月28日、MJQ(モダン・ジャズ・カルテット)のベーシスト、パーシー・ヒースがニューヨーク州の病院で亡くなりました。死因は骨肉腫で、享年81歳だそうです。





(左)「ジャンゴ」他7曲が収録されているオリジナル10インチ・アルバム。
(右)アップルからのファースト「アンダー・ザ・ジャスミン・トゥリー」。


何回も来日しており、日本でも大変に人気があったMJQでしたが、そのベーシストとして数々の名盤・名演を残しました。
代表作は「コンコルド」「ジャンゴ」「フォンテッサ」などがありますが、ビートルズ・ファンにもアップルから2枚のアルバムをリリースしてることでもお馴染みでしょう。

昨年のミルト・ジャクソン(vib.)に続いての逝去で、これでMJQのメンバー4人全員が天に召されてしまいました。
非常に残念ですね。合掌。


05.4.15  矢口真里、モー娘。から電撃脱退。

ネタがないんで、どうでもいいネタなんですが(笑)、14日付けをもってモーニング娘。から現リーダーである矢口真里が突然脱退しました。
いやあ、こりゃ名倉潤&渡辺満里奈の結婚や青木さやかのセミ・ヌード写真集より驚きましたねえ(笑)。




どこ見てんのよ〜!!

矢口の写真がないので、代わりです(笑)。

15日(金)発売の「フライデー」に若手俳優とのツー・ショットを撮られた写真が掲載され、これによりアイドルとして、またモー娘。リーダーとしての責務が果たせなくなったというのが主な脱退理由のようです。引退も考えたものの、結局今後はソロとして芸能活動をやっていくとのこと。
それにしても、今回は今までみたいに前もって予定されていた「卒業」という形じゃなくて、スキャンダルによる即日脱退ですからね。こんなのはモー娘。史上前代未聞です。

しかし、これって昭和の時代のアイドルじゃあるまいし、昔に比べれば今のアイドルの私生活が随分とオープンになっている中、なぜにモー娘。だけが別格としてプライベートな部分を隠し通し、アイドルとしての虚像を守り通し、破れば責任を負わなくてはならなかったんでしょうね。ましてやこんな交際が発覚した程度で引退まで考えるなんて。大体熱心なファンの間ではこの事実は以前から知れ渡っていたようです。

所属事務所との話し合いの結果、本人が脱退を決断したということですが、こういうことにはウルサイという事務所側からのお仕着せのような気もしてしまいます。
矢口だって年頃の女の子ですから恋ぐらいするでしょうし、今どき何もこれくらいの理由で辞めるほどのようなこととは到底思えませんけどね。
じゃあ、万引きの過去をTVのバラエティ番組で自ら暴露して問題になり、当分謹慎という軽い処分で済んでるあびる優はどうすんだ、って話ですよ(笑)。

モーニング娘。は今後サブ・リーダーの吉澤ひとみをリーダーに昇格させて今後もやって行くという旨の記事を公式サイトに載せていますが、もうすぐメイン・キャラのひとりである石川梨華も卒業するというのに、唐突で、しかも辞めるタイミング的にはまだ早かった矢口の脱退により今後のモー娘。の弱体化は必至でしょう。う〜ん、何だか前途多難ですな。


05.4.9   ポールとブライアンのDVD発売!

某ネット通販ショップでの情報によると、6/22にポール・マッカートニーとブライアン・ウィルソンのDVDがそれぞれ同時に発売になるようです。
下はそのパッケージ写真。






ブライアンの方はトータル時間4時間超のDVD2枚組で、ディスク1には昨年発売され絶賛を浴びたアルバム「SMiLE」のレコーティング風景など制作の裏側を追ったTVドキュメンタリー「ビューティフル・ドリーマー」を収録、ディスク2には昨年ロスで行なわれた「SMiLE」のコンサートの模様を中心に収録されており、その他にボーナス映像もありとのこと。

ポールの方は'03年5月24日に行なったモスクワ「赤の広場」で行われたライヴと昨年のツアーでのサンクト・ペテルブルクでのライヴ、その他ポールのインタビュー等を収録ということで、タイトルは「Live In Red Square」。
多分昨年NHKが放送したものの完全版のような内容と思われますが、ファン待望のソフト化ですね。
これは両方とも発売が楽しみです!

05.4.5   THE RUTLES 2 / Can't Buy Me Lunch

なんと3/1にアメリカであのラトルズの新しいDVDがワーナー・ビデオから発売になっていました。
タイトルは「THE RUTLES 2 / Can't Buy Me Lunch」。





内容の方はまだこちらに全然伝わって来ていませんので詳しく分かりませんが、ラトルズでダーク・マックイックリー役だったモンティ・パイソンのエリック・アイドルが中心になって制作されたようです。
'78年の「ALL YOU NEED IS CASH」の未発表映像などで構成されており、新たにデヴィッド・ボウィ、ロビン・ウィリアムズ、ボニー・レイットなどのインタビューや解説を挟みながらということらしいので、ドキュメンタリー・タッチになっているんでしょうか?新しいパロディもあるのかな?

US amazonでの解説やユーザー・レヴューを見ると残念ながら手厳しい批評が多く評価はあまり芳しくないようですが、とりあえずは是非観てみたいですね。国内発売はあるのでしょうか。

05.4.1    レコード・CDトリヴィア大百科

マニアの間で話題になっている「レコード・コレクターズ」増刊「レコード・CD トリヴィア大百科」を今日やっと買いました。
マニアはもちろん、ビギナーでも分かるように書かれていて内容も濃く、なかなか面白い本です。
有名アルバムの国内独自ジャケットやギミック・ジャケ、ピクチャー盤、限定紙ジャケCD、更にはSACDやDVDオーディオまで取り上げ、マトリクス別のアナログの聴き比べや各ライターの記事も面白く読めました。

アセテート盤のコラムなども興味深かったですが、96ページの『こんなレコードがあったんです』のコーナーで、当時の日本グラモフォンからのビートルズの「マイ・ボニー」やスプートニクスの「霧のカレリア」に透けて見える黒盤があったというのを読んでもしやと思い、持っているスプートニクスの「ジャニー・ギター」のシングルを引っぱりだして電球にかざしてみたところ、なんと紺色に透けて見えるではありませんか。こいつはビックリ!思わず満へぇ〜です。

他にもないかと、家にある古めのシングルを光りにかざしてみたら、日本コロムビアから出ていたコニー・フランシスの「渚のデート」もグラモフォン盤よりかなり透明度は低いものの、見事に紺色に透けてるじゃないですか。
私が持ってるエルトン・ジョンのUKオリジナル盤(DJMレーベル)の「CAPTAIN FANTASTIC」がこういうカラー盤(と言っていいのかな)で、プレミアが付いてるものなんですが、日本でもこんなのがあったんですねえ。ちょっと驚いてしまいました。






紺色に透けるスプートニクスとコニー・フランシスのシングル。
透明度が低く光りにかざさない限り分からず、通常では普通に黒いので全く気が付きません。


まあ、総じて面白い本ではありますが、ひとつ引っ掛かったのは和久井光司氏のコラムでの彼の発言。
'03年に出した「BEATLES' VINYL MADE IN UK」で「BAND ON THE RUN」のマト1はラウド・カットではなく、そう書いたのは早とちりだったと書いていますが、無責任にも当時これを自分で確かめもせずあの本を書き、申し訳ないとしながらも「何人もの人が『ラウド・カットだ』と言っているならそうなんだろうと思ってもしかたないではないか」と子供の言い訳のような論理を振りかざして開き直っている。これってどうなんでしょう。
じゃあ例えば彼は殺人の嫌疑をかけられた人に対して「何人もの人が『あいつは人殺しだ』と言ってるならそうなんだろうと思ってもしかたがないではないか」とでも言うのでしょうか?何の証拠も疑問も持たずに。

その一方、80ページの聴き比べのコーナーでは「情報を鵜呑みにしないで自分で聴き比べて判断すればいい」なんて人ごとのようなことを今さら書いてますが、それより一部のマニアを振り回し、おかげで値段が高騰したマト1を高額で入手せざるを得なかった人たちに対してちゃんとした謝罪がないのはいかがなものでしょうねえ。音楽評論家としてそれなりの影響力を持った立場にいる人なんですから、もう少し大人としての責任を持った発言をしていただきたいと思います。
他にも「BEATLES' VINYL MADE IN UK」やその他の雑誌の記事等には本人の思い込みで書いたような間違いがいくつかあって、この人の発言に対しては以前から懐疑的でしたが、今回ですっかり和久井氏の発言が信じられなくなりました。

何だか最後は主旨からズレた日記になってしまいましたが(笑)、まあ、この本は買いですね。




05.3.31    シルヴィ・バルタン来日

今日たまたまTVのワイドショーを観ていたら、シルヴィ・バルタンが出ていました。
コンサートのための来日で、そうとは全然知らなかったのでちょっと驚きました。
思えば私は小学生の時にヒットしていた「アイドルを探せ」が当時ラジオでかかるとかじりついて聴き入っていたくらい大好きで、中学生の時には「悲しみの兵士」、「あなたのとりこ」のシングルやベスト・アルバムも買っているという、けっこうファンなのでありました。
フランスのシャンソンに英・米のロックの影響がもたらされて生まれた'60年代のフランス・アイドル歌謡"イエイエ"ブームの中心的人物のひとりで、現在でもフランス本国では高い人気を誇っているようです。
フランス・ギャル、フランソワーズ・アルディ、ジェーン・バーキン、セルジュ・ゲンズブール、リオ、ミレーヌ・ファルメールなど、その後もフレンチ・ポップスをずっと聴いているのも、幼少時の原体験にシルヴィ・バルタンがいたから、と言っても過言ではないでしょう。




シルヴィ・バルタンの日本編集のベスト・アルバム。
'71年頃に発売になったもので、「アイドルを探せ」も「あなたのとりこ」も「悲しみの兵士」も入っています。
ジャケット写真もグーです。


そのワイド・ショーでなんと彼女本人が出演して「ワンサカ娘」を歌っている'65年に作られたレナウンのCMが流れたのですが、およそ40年振りに久々にそのCMを目にしてあまりの懐かしさに感動してしまいました(笑)。いやー、若くてカワイかった〜。そう言えば「ワンサカ娘」って、もともとこのCMで彼女が歌うために作られた曲なんですよね。ちなみに作曲はこの曲がCMソング・ライター・デビューとなった小林亜星さん。
この番組でのインタビューで、彼女は当時意味がよく分からないまま日本語で歌わされたと言ってました。
そのインタビューで笑ったのは彼女がバルタン星人を知っていたこと(笑)。フィギュアまで持っていると言ってました。

映画「ウォーターボーイズ」や最近は航空会社のCMにも使われている「あなたのとりこ」のおかげで、彼女の曲は世代を超えて聴かれており、ベストCDも売れているというレポートがありましたが、うれしいですね。
来日コンサートの模様も流れ、そこで「あなたのとりこ」はもちろん、「ワンサカ娘」まで歌ってましたが、正直な話、さすがに全盛期ほどの歌唱力はなくなっていたのが残念です。まあ、もともとバツグンに歌唱力があったわけではなく、個性で持っていた人ですけど(笑)。
当然お年は召して上のジャケ写真のような若かりし時代の可愛さは望むべくもありませんが、バリバリの現役で頑張っている姿は感動的でした。

05.3.13    カメ社長

ライブドアとニッポン放送との間で丁々発止のやり取りが行なわれている株券取得問題で、ライブドアの堀江社長とともに、このところマスコミに登場する度合いが俄然多くなっているニッポン放送の亀渕昭信社長ですが、この人、我々のような初期の深夜放送世代にとっては青春時代を思い出すとても懐かしい人物です。





左は「オールナイト〜」のDJ時代のカメさん。かなりオチャラケてます。右は現在の写真。社長としての風格十分です。

ニュース報道で見る亀渕氏は今や社長としての貫禄も十分で、かつてちょっとおちゃらけた親しみのあるキャラと独特の軽妙な語り口で「オールナイトニッポン」のDJをやっていた頃とは随分イメージが変わってしまいました。

私と同じ北海道出身で1942年生まれといいますから、ポール・マッカートニーやブライアン・ウィルソンと同い年です。1964年早稲田大学卒業後ニッポン放送に入社し、編成局で番組制作にたずさわったことから、'69年に放送を開始した深夜放送の草分け的番組「オールナイトニッポン」で糸居五郎、高島秀武、斉藤安弘らとともに局アナではなかったにも関わらずDJを担当し、「カメ」の愛称で親しまれました。
ちなみに、元・リッキーと 960ポンドのヴォーカルで現在ゴスペル・シンガーとして有名な亀渕友香さんは実の妹さんです。

「カメでこざいます〜」で始まる氏の土曜日担当の「オールナイト〜」はダントツで面白く、選曲もDJ本人が行なっていた当時の深夜放送ではそのセンスもバツグン、最新ヒット曲からビートルズ、ビーチ・ボーイズ、モータウンまで幅広い選曲で、海賊盤までかけてビートルズ特集をやったり、ポールの「RAM」、ジョンの「IMAGINE」を発売前にいち早く放送で紹介したりしたのは印象的です。

また、中高生の頃昼食を取らず、親から貰う昼食代をためてレコードを買っていたというほどの音楽好きで(私と同じことやってたのね(笑))音楽通でも知られるその知識を生かしてビートルズをはじめ、たくさんの洋楽のシングルやアルバムのライナーを書いたり音楽雑誌にも執筆し、DJ仲間の斉藤安弘(アンコー)氏と「カメ&アンコー」というコンビで「水虫の歌」や、「カメカメ合唱団」として「こころのシャンソン」という曲も出すなど、単なる放送局の一社員としての枠を飛び越えた多方面に渡る活躍振りでした。

'73年にディレクターに昇進してからDJをやめてしまったのは淋しかったですが、これを皮切りに、'83年編成局長、'90年専務取締役を経て、'99年代表取締役社長に就任と、トントン拍子に出世。他に民間放送連盟理事、音声放送委員会委員長、デジタルラジオ推進協会理事長、(財)ヤマハ音楽振興会理事を兼任しているそうです。

ライヴドアとの抗争はどう決着がつくのか分かりませんが、それとは関係なく、いつまでもお元気で頑張っていて欲しい人です。


05.3.3  ROCK IN GOLDEN AGE

ビル・ヘイリー&ヒズ・コメッツの「ロック・アラウンド・ザ・クロック」がヒットした1955年をロック元年として、今年はロック生誕50周年だそうです。
ちなみに、今年は私も同い年、誕生日がジェームス・ディーンの命日、1955年9月30日です。だから何?って感じですか(笑)。

しかし、いつの間にやら50年ですかー(私もね)。まあそんなに経てば、ものごと何事もアタマ打ちになってマンネリ化したり硬直化したりするものですが(私もね)、それは残念ながらロックも例外ではなく、若者の不満を反映させた反体制音楽だったロックも今ではすっかり市民権を得て体制側に付き、かつての精神性はほとんど置いてきぼりで形骸化が進み、単なる音楽のいちジャンルにすぎないものになってしまいました。

まあ、50年も経てばどうしても最初の形からしだいに変化が起きて、現在のように半ば伝統芸能(笑)と化すのは仕方ないことなのでしょう。それでもそれなりに聴けるアーティストはちゃんといるし、もう精神性うんぬんなんて堅いこと言ってる時代じゃないんでしょうね。そんなこといつまでも言ってるとオッサン扱いされてしまいますか(笑)。とにかく、昔のロックと今のロックとでは性格や意図が違って来ているようです。

そんな我々オッサンたちや、逆にロックの歴史をよく知らない若いリスナー層をターゲットにしたようなクラシック・ロック関連の雑誌やムックがこのところ一気に数種類発売されており、そのうち講談社が創刊した隔月誌「Rock In Golden Age」という雑誌を買ってみました。




3/1に講談社から創刊された隔月刊の雑誌「Rock In Golden Age / 栄光のロック50年」。
創刊号は\480で、2号目からは\740。全30巻定期購読するとDVDがもらえるそうです。(詳しくはお近くの書店で。)

創刊号の特集はビートルズ・フィーバーやブリティッシュ・インヴェージョンが起こった1964年の出来事を取り上げています。
まだじっくりとは読んでいませんが、万人に読めるような内容で編集されていて、その点ではなかなか良いと思います。
ただ、1964年という括りの中で取り上げるにはこれ1冊では幅が広すぎて、ブリティッシュ・インヴェージョンに対抗したアメリカ勢力のページがたったの2ページで済まされているなど、突っ込み不足を感じる部分もありますね。

かといってあまり突っ込み過ぎた内容ではマニアックになってしまうのでその辺のさじ加減は難しいんでしょうけど、それならビートルズのUKオリジナル盤の写真なんか載せる必要などなく、一般読者向けを狙っているわりに作りが中途半端かも。
これなら思い切って、オリジナル盤検証を載せるなど、もっとマニア向けにターゲットに絞った作りでも良かった気もしますね。私なんかから見るとちょっと真っ当すぎる内容で新鮮味がないようにも感じましたが、あくまで一般向けというなら、これくらいで充分でしょうか。お読みになったみなさんはどのような感想をお持ちでしょう。

まあ、創刊号ということでキャッチ−な内容にしたのかも知れませんし、定期購読するかどうかは次の号以降に期待したいと思います。


05.3.1   第77回アカデミー賞

先日の音楽の方のグラミー賞はうっかり見逃してしまったのですが(つまんなかったみたいなんでいいけど(笑))、先ほどまでWOW-WOWで昼間行なわれたアカデミー賞授賞式の再放送をやっていたので、ずっと観ておりました。

大方の予想どうり「ミリオン・ダラー・ベイビー」、「RAY」、「アヴィエイター」の三つどもえの戦いで、そのうち作品賞が「ミリオン・ダラー・ベイビー」、監督賞が同作品のクリント・イーストウッド、主演女優賞が同作品のヒラリー・スワンク、助演男優賞もモーガン・フリーマンが受賞と、この作品が圧勝。

「ミリオン・ダラー・ベイビー」は女性ボクサーの成長を描いた女版「ロッキー」みたいな作品のようですが、日本ではまだ未公開。面白そうな作品です。
ヒラリ−・スワンクは3年ほど前にも性同一障害の主人公を演じた「ボーイズ・ドント・クライ」での受賞に続いて2回目の受賞ですね。スゴイなあ。

主演男優賞はレイ・チャールズの生涯を描いた「RAY」で本人生き移しの演技を見せたジェイミー・フォックスが受賞し、「アヴィエイター」のレオナルド・ディカプリオは惜しくも受賞を逃しました。

それにしても、ディカプリオが大富豪ハワード・ヒューズの生涯を演じた「アヴィエイター」は最多11部門でのノミネートだったにもかかわらず主要な賞からはことごとく外れ、ケイト・ブランシェットが取った助演女優賞以外は編集賞など5部門の地味な受賞に留まりました。「タイタニック」の時もそうだけど、ディカプリオは大きな賞には縁がない人ですな。

「RAY」は現在日本でも公開中で、面白そうな映画ですが、観てません。すでにアメリカではDVDが発売になっているので、買ってみようかなー。

毎度の事ながら、ジュリア・ロバーツ、ハル・ベリー、チャン・ツイイーやプリンスと、いろんな人気俳優がプレゼンタ−を務め、途中ビヨンセのパフォーマンスを挟みながらのステージは豪華絢爛でした。


05.2.23    Badfingerの巻

ビートルズ以外のアップル・レーベルのアーティストの中では最も高い人気を誇るバッドフィンガーのアイヴィーズ名義を含む全5タイトルのCDが紙ジャケで発売になり、一部の間で盛り上がっているようですね。
私も大好きですが、正直そんなに騒ぐほどいいバンドとも思っていません。
アイヴィーズ時代のファーストは持ってないし、アップルを離れてからのアルバムは聴いたこともありません。
というわけで、ちょっと悩んだものの、アナログで持ってるし、'91年に出た時のUK盤CDもあるし、お金がないし(笑)ということで、今回の紙ジャケはパスします。
でも、「嵐の恋」、「明日の風」、ニルソンのカヴァ−で大ヒットした「ウィズアウト・ユー」など、たくさんの名曲も残したバンドですね。ビートルズ以外のアーティストでミリオン・セラーを記録したアーティストは彼等と(「デイ・アフター・デイ」)メリー・ホプキン(「悲しき天使」)だけでした。





'72年のアルバム「STRAIGHT UP」からのシングル・カット曲で、ミリオンを記録した彼等の最大のヒット曲「デイ・アフター・デイ」。高1の時にリアル・タイムで買ったものです。
アップルだからではなく、この曲がホントに好きで買いました。
結局私が初めて買ったビートルズ以外のアップル・レコードとなりました。


でも彼等は大変な不幸を背負ったバンドでもありますね。ビートルズの弟分的なイメージが最後まで付いて回り、それを払拭出来なかった挙げ句アップルから契約を切られ、しまいには中心メンバーであったピート・ハム、トム・エヴァンスの相次ぐ自殺という悲劇を迎えてしまいました。
その後残されたジョーイ・モーランドとマイク・ギボンズのふたりで活動していましたが、今でも現役なのでしょうか。
そんなにいいバンドとも思えない、と先に書きましたが、でもこないだ久しぶりに「STRAIGHT UP」を聴いてみたところ、なかなか良かったんですよねえ。
う〜ん、長い間ちょっと彼等をナメてたのかも知れないなあ。反省。


05.2.11    ジミー・スミス死去

ブルー・ノートやヴァーヴに数々の名盤を残したオルガン・プレーヤー、ジミー・スミスが8日亡くなりました。





彼の代表作の1枚、「THE SERMON !」( BLUE NOTE 4011)
この他にも「CRAZY BABY」、ヴァーヴからの「THE CAT」など、たくさんの名盤があります。

死因は自然死ということしか発表されておらず、詳細は不明です。享年79才。
モダン・ジャズにおいてハモンド・オルガンの存在を一般化させた功績は大きいものがあり、そのプレイも素晴らしいものでした。とっても残念です。合掌。

05.2.10   大塚 愛「黒毛和牛上塩タン焼680円」

またまた大塚愛ネタです(笑)。新曲の「黒毛和牛上塩タン焼680円」を買いました。
今までの可憐な女心を歌ったイメージから一転、今回は歌詞がなかなかに過激!





今回もDVD付きの2枚組。
頭に牛の角を付け、裾がボロボロの黒いドレスを身にまとった愛ちゃん。
通常盤も同時発売ですが、そちらのジャケは太ももも露でもっとセクシー。
アニメ「ブラック・ジャック」のエンディング・テーマでもあります。
同時収録曲も「本マグロ中トロ三00円」、「つくね70円」と食いものネタです。

曲の方はちょっぴり切ない感じの美しいメロディとストレートなバンド・サウンドで、今回もかなりいい曲なのですが、どこが過激なのかと言うとエロいんです、この歌詞が(笑)。
最初は彼女が大好きだという焼肉を恋愛対象に見立てたユーモアなのかと思いましたが、それだけじゃなくて、実は焼肉というファクターを通してセックスを比喩的に歌った歌詞だったんですねえ。例えば、
「あみの上でやさしく寝かせて、あなたにほてらされて私は色がかわるくらい」
とか、
「あなたにほてらされてあたしは濡れて熟されていく」
しまいには
「お味はいかが?」
と来た日にゃー、もうギブ・アップですう〜(爆)。
こんな大胆な内容でありながら、メロディの美しさがあまりそれを意識させないので、イヤラシさがない。これが椎名林檎なんかだとそうはいかないところですね。





プロモ・ヴィデオより。
肉を焼きながら挑発的な視線を投げかける愛ちゃん。今までのPVとはイメージが全然違う大人の女の妖しさが漂うヴィデオです。
髪も黒くなりました。何だか川島なおみみたいだなあ。


この突然のアダルトな展開、いったい大塚愛に何があったのでしょうか?大体、こんな歌が夜7時台のアニメのエンディング・テーマでいいのか(笑)。
ひとつ言えることは、彼女はありふれた恋愛模様しか書けないその辺の女性シンガー・ソング・ライターとはやっぱりひと味違うんだってことですね。
赤裸々というほどあからさまではないものの、「こういう引き出しも持ってるのよ」
ということをリスナーに見せつけてくれた大塚愛、今後がますます楽しみな人だなあ。


05.2.1   モーニング娘。はどこへ行くのか?

モーニング娘。をここで話題にしても、普段ビートルズやストーンズなどのロックを聴いているようなこのサイトに遊びに来て下さる方々の多くはモー娘。を大して中身のない単なるアイドルとしか捕らえていないでしょうし、大体メンバーが多くて顔も名前も覚えられないといった状態で、残念ながらハナから興味のない人が多いと思います。でも、一体何人の方が追いて来てくれるのか分かりませんが、それでも今回書いちゃいます(笑)。


モーニング娘。の新曲「THE マンパワー」。
新規球団、仙台楽天イーグルスの応援歌でもあります。


まあ確かに彼女たちはアーティストではなく、あくまでアイドルではあるのですが、モ−娘。の面白さやすごさの真髄はプロデューサーである元シャ乱Qのつんくによる'80年代アイドル歌謡や'70年代ディスコなどのある意味での下世話さが下地になった独特の音楽センスによる楽曲提供や、グループ内ユニット結成などの戦略や独自のアイデアで、彼女たちを将棋の駒のごとく縦横無尽に動かしながら、音楽シーンを引っ掻き回してきた爽快感に尽きると言えます。

彼女たち自身が「将棋の駒」であることの自覚のあるなしはこの際置いといて、重要なことはそのことに立派に答えるだけのポテンシャルをメンバーひとりずつが全員持っているということであり、単なるアイドル歌手としてでなく笑いも取れるという、バラエティにも通用するほどのひとりひとりの個性的なキャラの立ち方も今までのアイドル像の概念を一新するほどのもので、そこがモー娘。の最大の魅力とも言えるでしょう。
TV東京系で放送されている「ハロー!モーニング」というモ−娘。の番組をご覧いただきたい(地域によって放送時間帯が異なります)。あれを観れば彼女たちが如何に芸能界にとって貴重で面白い存在かがお分かりいただけると思います。

現在まで幾多のメンバーの卒業と新加入を繰り返し、新陳代謝を計ってきたという戦略自体がアイドル・グループの在り方としてすでに斬新であるモー娘。ですが、この度唯一残っていた'97年結成当時からのオリジナル・メンバーで、リーダーの飯田圭織が1月いっぱいで卒業しました。
これでオリジナル・メンバーはついに一人もいなくなり、結成後すぐに追加メンバーとして3人加入した第2期メンバーも矢口真理たったひとりが残され、'99年に第3期としてひとりだけ加入した後藤真希もすでに卒業、4人いた4期メンバーも加護亜依と辻希美が昨年卒業し、春には石川梨華の卒業も決まっている現在、残された5期、6期メンバーが中心ではいささか心細い印象が残るのが正直なところです。
そこで後藤真希級の新たなエースを見つけようと、この間まで第7期メンバー募集のオーディションを全国で行なっていましたが、なんと今回は該当者なしという結果に終わっています。

正直な話、ここ2、3年のモーニング娘。はかつてほどの勢いなくなり、つんくの書く楽曲も「ラブ・マシーン」あたりのピークの頃のような強力なインパクトを持つ曲は望むべくもないのが現状で、音楽そのもので勝負するというよりはTVの歌謡番組のお笑い芸人司会者とのからみで見せる彼女たちのバラエティ向きのイジられキャラと本来のアイドルとしての可愛さで人気を保っているといった状況です。まあ所詮はアイドルなんですから、それはそれで一向にかまわないのではありますが。

いっそ卒業したメンバーを再結成させて、モーニング娘・オリジナル。とか、元祖!モーニング娘。なんてやったらどうだ、なんていう意地悪なことを考えたくなりますが、ひょっとしてそれはつんくが最後の切り札として取っておいているかも知れません。
ヒット・チャートもNo.1からはしばらく遠ざかっているし、今度の新曲「THE マンパワー」も初登場4位という結果。
とにかく今のモ−娘。にはエースがおらず切り札もないというところで、ちょっとした危機的状況に陥っていると見るのが大方のファンや業界筋の意見でしょう。

かつてのおニャン子クラブを参考に、ミニモニ。やプッチモニ。、タンポポなどのグループ内ユニットを作ったり、カントリー娘。へのユニット強化のためのメンバー貸し出しやハロー・プロジェクトのアイドル全員をシャッフルして新ユニットを作るなんていう斬新な戦略を駆使して業界を席巻してきたつんくも、最近は石川梨華を中心にしたユニット、美勇伝や、後藤真希、松浦亜弥、安倍なつみによるスペシャル・ユニット、後浦なつみなどのユニットをくり出しましたが、かつてほどパッとせず、松浦亜弥、メロン記念日、W(ダブル・ユー)などのモ−娘。以外のハロ・プロ・メンバーもひとりで手がけることにさすがに息切れしてきたのか外部発注もやや増え、なかなか彼も苦しい状況にあるのではないかと思います。

オリジナル・メンバーが一人もいなくなった現在、今後のモーニング娘。は一体どこへ向かっていくのでしょうか。もともとモーニング娘。は、新人歌手オーディションで落選したものの、つんくから与えられた復活のチャンスを必死になって掴んだ結果デビューを果たした負け組5人の女の子たちから始まったグループでした。
あの時の負け組から這い上がったハングリー精神を今後も代々継承して、もう一度日本の音楽シーンで大暴れして、新たな時代を築いてほしいと願っているのは私だけではないはず。
つんく共々このまま弱体化して業界からフェード・アウトしてしまわないことを祈ります。



05.1.23  STONES 第3弾シングルBOX DVD付きで発売

昨年発売になったストーンズのシングル・ボックスセットの第3弾が4月に発売されます。今回は'68年から'71年までのシングルやリミックスものも含めた9枚のシングル。
それに加えて更に「ED SULLIVAN SHOW」出演時のライヴ映像やプロモ・ビデオを収録したDVD付きということで、全10枚組という内容です。



去年出た2セットは内容いまいち、値段も高いということで結局未購入のままなのですが、今回発売のボックスに入っているシングルには別ミックス曲が何曲か存在するため、DVD付きであることもさることながら、これは思わず触手が伸びそうです。

「Street Fighting Man」、「無情の世界」、「Brown Sugar」の3曲がモノ・ヴァ−ジョンである以外にアルバムとは別ミックスなのですが、「Brown Sugar」以外の2曲は'02年にリマスターされた際に「SINGLES COLLECTION」などに収録されたものの、「Brown Sugar」だけは今だ未CD化。これが果たしてちゃんとそのシングル・ヴァ−ジョンで出るのか?
発表された曲目を見たら、「Brown Sugar」の国内未発売のB面曲「Let It Rock」が収録されていないようですが、これは残念です。
'71年のリーズ大学でのライヴ・ヴァ−ジョンであるというこの曲、私は現在まで未入手のため、一度も耳にしたことがありません。う〜ん、オリジナルUKシングル欲しい〜!(ジャケ違いのスペイン盤「STICKY FINGERS」にはこの曲のステレオ・ヴァ−ジョンが収録されていますが、これも高価で入手困難。)

久々のワールド・ツアーの噂もチラホラ聞こえてきたストーンズですが、現在レコーディング中だというニュー・アルバムにも期待が高まります。

「SINGLES 1968-1971」の詳細はこちら。
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1507434&track=1


05.1.19      いまさらながら、 大塚愛「さくらんぼ」

今回またまた邦楽ネタです。
とはいうものの、今回は昭和歌謡ではなくて、J-POPです(この表現もなんか好きじゃないけど)。
今日取り上げるのは大塚愛。「さくらんぼ」のヒット以来、最近の新人アーティストの中ではかなり人気もあり内容も濃い女性アーティストです。


「さくらんぼ」のDVD付き初回限定版CD。

このシングルは'03年の12月に発売された2枚目のシングルで、発売されてから1年以上も経っていますが、現在なぜかヒット・チャートを再浮上して現在ベスト・テン圏内にランキングされています。
実はこの曲、去年の今頃から、あのキャッチ−でポップな曲調やTVの音楽番組で時々目にするキッチュなPVが私の琴線をずっと揺さぶりっぱなしだったのです。
しかし、いい年をしてアイドルっぽいものを追いかけるのもなんだかなあ、とか、CCCDをいち早く導入し、しかも浜崎あゆみやB'zなどの売れ線アーティストばっかりを抱えているエイベックスというレーベルに決していいイメージを持っていなかったことなどが理由で今まで購入には至りませんでした。

しかし、この間ふらりと寄ったCDショップで、まだ残っていた「さくらんぼ」のPVが入ったDVD付きの初回盤がなにげに目に止り、それを前にして今までのそういうこだわりがなぜか一瞬だけ降っ飛んでしまい、その隙にとうとう思い切って買ってしまいました。
曲の出来の良さもさることながら、私はこのPVが観たくて買った、と言ってもいいでしょう。このPVは彼女の魅力をたっぷりと見せてくれます。







上;「さくらんぼ」のプロモ・ヴィデオより。ピンクのレス・ポールを弾いてるぞ!

♪笑顔咲くーきみ〜とー、つーながってーたいー♪
う〜ん、いいです、やっぱり(笑)。普通なら"One More Time !"と英語で煽りたいところを「もう1回!」なんてやるあたりは可愛く、なかなか普通はやれそうでやれない。
これを機会にハマってしまいそうですが、彼女のシングル、アルバムはどれも初回限定盤があり、しかもそれぞれDVD付きのものと絵本付きのものの2種類も出しており、ジャケットも違います。今から揃えるとなるとちょっと大変(そ、揃える気か?)。さすがエイベックス、やることがイヤラシイなあ。商魂逞しすぎじゃねえの?(笑)最近のものがCCCDじゃなくなったのは大変いいけど。

彼女はアイドルっぽいルックスとは裏腹に、実はかなりの才能を持ったシンガー・ソングライターで、曲はすべて本人が書いています。出身地が同じ大阪ということもあるのか、何となく先輩のaikoの影響を感じさせる部分もありますが、「甘えんぼ」、「金魚花火」、「HAPPY DAYS」など、今まで発表してきた曲はどれも良く出来ています。
このCDは憎っくきCCCDなんですが、カップリング曲の出来もなかなかによく、非常に将来性を感じさせるアーティストであることを認識しました。大塚愛、侮るなかれ!

これで椎名林檎みたいに周りにもっとしっかりしたブレーンがつくと、もっとアーティストとして大成しそうな予感がありますが、レーベルがレーベルだけに、そこがちょっと不安材料ですね。頑張って大物アーティストになってもらいたいものです。
来月はアニメ「ブラック・ジャック」のエンディング曲にも使われている「黒毛和牛上塩タン焼680円」という新曲が出ます。
限定盤があるうちに、今度はアルバムも買おうっと。

大塚愛公式ファン・サイトはこちら。
http://www.avexnet.or.jp/ai/index.html


05.1.9      恋すれど廃盤アワー

昨年末に開設された路傍の石さん(または、夜明けのティーンエイジャーさん)のブログ「帝都熱烈音盤解放戦線」に大いに刺激され(笑)、今回は私も歌謡曲を取り上げたいと思います。



1982年くらいに放送開始、今でも続いているタモリの「タモリ倶楽部」が始まって間もない頃の名物コーナーに「廃盤アワー」というコーナーがありました。現在「空耳アワー」をやっている、あのコーナーです。
これは某中古レコード店のプレミア価格が付いた廃盤シングルを、その価格が高い順にベスト10方式で毎週ランキングするという、「ザ・ベストテン」をパロった深夜番組ならではの何ともマニアックな企画でしたが、私はこれを毎週楽しみにして観ておりました。
このコーナーで長らく1位をキープしたのが、内藤洋子の「白馬のルンナ」('67年)で、当時のプレミア価格は確か最高で\7,000前後だったと思います。
このコーナーが意外な人気を呼び、結局は「タモリ倶楽部」が火付け役となった形で、翌'83年にはちょっとした廃盤ブームが訪れました。
各レコード会社からは廃盤になっていた歌謡曲のオムニバス・アルバムやシングルの復刻が次々に行なわれました。

上の写真の日本コロムビアから発売された「恋すれど廃盤シリーズvol.1」と副題が付けられた「艶夢十二変」というオムニバスは、この廃盤ブームの戦陣を切って発売されたアルバムで、その「白馬のルンナ」が目玉として収録されています。
その他の収録曲は、平山美紀「真夏の出来事」('71)、森山加代子「白い蝶のサンバ」('70)、いしだあゆみ「ブルー・ライト・ヨコハマ」('68)、ベッツィ&クリス「白い色は恋人の色」('69)、弘田三枝子「人形の家」('69)といった大ヒット曲をはじめ、千賀かほる「真夜中のギター」('69)、"OH!モーレツ"で一世を風靡した小川ローザの「風が落とした涙」('69)、湯川れい子が仕掛人の疑似洋楽ヒット(笑)、エミー・ジャクソンの「涙の太陽」('65)などのようなシブめな曲まで、'60年代後半〜'70年代初頭にかけての全12曲が入っています。
しかも嬉しいことに、歌詞カードを兼ねてそれぞれのシングルの復刻ジャケットが12枚封入されていました。
「VOL.2」以降も発売されましたが、私が買ったのはこの「VOL.1」のみ。
他にはザ・ピーナッツの3枚組復刻シングルやクレージー・キャッツの5枚組復刻シングルなんてのも持ってましたが、処分しちゃったなあ。

この廃盤ブームで「タモリ倶楽部」に情報を提供していた中古レコード店「えと○とら」は当時注目され、その後有名店になってしまいましたが、「えと○とら」に限らずこの廃盤ブームがきっかけで、邦楽、洋楽問わず、それまでひっそりとやっていた中古レコード店、廃盤専門店にしだいに客が増えたり、新規店鋪が次々にオープンしたりと、この時期に現在に繋がる日本の中古盤市場の基盤が作られたように思いますが、どうでしょう。
同時に、それまで日本では比較的安価で売られていたレア盤の価格が高騰するという弊害も生んでしまいましたが(笑)。
ん?ってことは、現在ビートルズのオリジナルUK盤がバカ高いのはタモリのせいだったのかあ〜!



<*訂正*>
下のケイト・ブッシュのところで書いた事柄のうち、32トラックを2台シンクロさせてレコーディングを行なったと書きましたが、その後調べたところ24トラックを3台使用し、72トラックで行なったという説がありました。
私が書いたのは'83年のアルバム発売当時に耳にしていた古い情報で、現在の72トラック説の方が恐らく正確と思うため、訂正させていただきます。
いやあ、だとすると、なおさらスゴイ(笑)。


05.1.7  My Favorite Artists / KATE BUSHの巻

某大手CDショップの情報を見ていたら、なんとあのケイト・ブッシュが今年中には久々の新作をリリースする予定であるというニュースが載っていました。
今まで何回か新作発表のウワサはありましたが、今回の情報がホントなら'93年に発表した「RED SHOES」以来12年振りの沈黙を破る新作の登場で、デビュー当時からのファンとしては嫌が応でも期待がつのります。楽しみだなあ。
そこで久々に「My favorite Artists」として、今回はケイト・ブッシュを取り上げてみたいと思います。





左はケイト・ブッシュ'78年のデビュー作「天使と小悪魔」。
16才でEMIと契約したもののすぐにはデビューさせず、およそ3年もの間みっちり才能に磨きをかけてからのデビューでした。
このアルバムにはその16才当時にレコーディングされた曲も収録されています。
国内盤はUKオリジナルとは異なる日本独自のジャケットでの発売。
このアルバムに収録されているデビュー曲「嵐が丘」は、さんまの「恋の空騒ぎ」のテーマ・ソングとしても今ではすっかりお馴染みになっちゃいました。

右が'83年発売の「THE DREAMING」(UKオリジナル盤)。
追い詰められた精神状態の中でレコーディングされたという、これぞケイト流プログレッシヴとでも言うべき問題作。とはいうものの、B面の中盤はカンタベリー風の比較的穏やかな曲が並んでいます。


ケイト・ブッシュの衝撃のデビュー・アルバム「天使と小悪魔(THE KICK INSIDE)」は、私が大学を卒業して社会人となった'78年の春に発売されたアルバムでしたが、同時期発売だったウィングスの「LONDON TOWN」と並んで、いまだにこの2枚のアルバムを聴くと、その頃を思い出します。
当時の女性シンガー・ソング・ライターとは完全に一線を画した超個性派アーティストとして、'77年にシングル「嵐が丘」で鮮烈なデビューを飾ってからというもの、多くのリスナーに支持され続け、熱心なファンも多い人です。

年を追うことにしだいにエキセントリックさを増していった彼女の音楽ですが、最初はやはりヒット曲「嵐が丘」、「嘆きの天使」の今まで聴いたことのないすごさ、聴くものを圧倒する気迫に一発でヤラレてしまい、それ以来私もずーっと彼女の音楽ファンを続けてきました。
彼女が影響を受けたアーティストとしてジョニ・ミッチェルやビリー・ホリデイといった名前はよく挙がりますが、あのかん高いヴォーカルや曲調に強いローラ・ニーロの影響をまっ先に見て取ることが出来るにも関わらず、ケイト本人の口からはなぜか今までその名が挙がったことが一度もないのが長年の不思議です。

数々の名作を発表し続け、その中にはこのサイトの「PROFILE」に載せた私の生涯ベスト10アルバムにも入れた'83年の問題作「THE DREAMING」のような鬼気迫る異様な迫力のアルバムも発表しています。
'81年から始められていたこのアルバムのレコーディングでは、ケイト自身の頭の中にある音楽的ヴィジョンを現実化させるためには32トラックのレコーダーではトラック数が足りず、これを2台シンクロさせて64トラックとして使用した上、さらにスタジオにこもって何十回というオーヴァー・ダビングを行なったといいます。その傍らレコーディングがしばしば中断し、また新たに再レコーディングということを繰り返しました。
挙げ句の果てにはあまりにレコーディングに集中しすぎ、自分の構想をうまく具現化出来ない葛藤から精神病をきたして入院してしまうというほどの状態だったとも言われています(レコーディングが長らく中断したために流れた単なるウワサという説もあり)。

そんな彼女がこの12年の間アルバムも出さず一体何をやっていたのかというと、結婚、出産、子育てという、女の幸せ3連発を謳歌していたようです(笑)。それにしてもこの12年という月日はファンにとっては長過ぎるインターバルでした。

ピンク・フロイドのデイヴ・ギルモアに見い出され「天才少女」として19才でデビューしたケイトももうすでに40代後半、オバサンになった、もとい(笑)、人妻となり母となったケイトの音楽は一体どんなものなのか?今から非常に楽しみです。


05.1.3   2004年度 アルバム・ベスト10

ここで突然ですが(笑)、昨年中に買ったアルバム・ベスト10を発表したいと思います。

とは言うものの、ここ数年は買うものというと、このサイトの核でもあるビートルズ、ビーチ・ボーイズ、ストーンズをはじめとするオリジナル・アナログ盤中心で、新作や新人のアルバムはあまり買っていないのですが、とりあえずそういったアナログは除外した、新作中心の年間ベスト10です。
あくまで私の個人的趣味によるベスト10なので、あしからず。

1. SMiLE / BRIAN WILSON
2. THE CAPITOL ALBUMS VOL.1 / THE BEATLES
3. GOLDDIGGAS HEADNODDERS & PHOLK SONGS / THE BEAUTIFUL SOUTH
4. THE BEST OF THE HOUSEMARTINS / THE HOUSEMARTINS
5. MEDULLA / BJORK
6. LOVE. ANGEL. MUSIC. BABY / GWEN STEFANI
7. FEELS LIKE HOME / NORAH JONES
8. 将愛 / 王菲 (FAYE WONG)
9. TOMMY AIRLINE / Tommy February6
10. TOKYO INCIDENTS VOL.1 / 東京事変(DVD)

*寸評;
1位と2位はどっちがどっちでもかまわない順位ですが、インパクトの強さで「SMiLE」を1位としました。このふたつはもう文句なしです!




3位のビューティフル・サウスは日本での人気はいまいちで、前作に続きこのアルバムも国内発売が見送られたのが残念ですが、英国では国民的人気を誇るバンドで、彼等初のカヴァ−集。
意表を突くアレンジの冒頭のオリヴィア・ニュートン=ジョン&ジョン・トラボルタのヒット曲で「グリース」の挿入歌「You're The One That I Want」でいきなりヤラれます。その他にもE.L.O.やLUSHのカヴァ−など、シブめの選曲が秀逸。
ちなみに、初回盤はデジ・パック仕様でした。

4位のハウスマーティンズはそのビューティフル・サウスの母体となった'80年代のバンドですが(もうひとつの片割れがあのファット・ボーイ・スリムことノーマン・クック)、このベスト盤はPV集のDVDが付いた初回版で(ただしPAL盤)、ビューティフル・サウスに受け継がれた独特のユーモアがあるPVは笑えます。




6位の元ノー・ダウトの紅一点、グウェン・ステファニー待望のソロ・デビュー作はロックでポップでキャッチ−な感覚がサイコー。見た目と歌声が初期のマドンナを彷佛させる佇まいもいいですね。
初回限定US盤の布張りデジ・パック仕様CDに、オマケとして作りが立派でデザインがカワイイCDバインダーが付いたボックスには、今年のパッケージ大賞をあげたいくらいのインパクトがありました。





8位は私の大好きな香港の歌姫、フェイ・ウォンの新作で、こちらもDVD付き特殊パッケージ入り限定盤(香港盤)で、このアルバムも国内未発売のようですが、今回もなかなかの傑作でした。
相変わらずの唯一無二のヴォーカルを聴かせてくれます。

10位の東京事変はアルバムよりもこのPV集のDVDを入れました。
このDVDでしか聴けない美空ひばりの「車屋さん」のカヴァーが入っているのがミソ。これがまたいいんです!

とまあ、こんな具合になりましたが、みなさんの昨年のベスト10はどうでしょうか?


05.1.1   あけおめ、ことよろ(笑)

新年明けましておめでとうございます。
旧年中はみなさんにお世話になりました。今年もよろしくお願いします。
ちょっと酔っぱらってカキコしています。いや、かなりだな〜(笑)。
紅白のモー娘。はよかったなあ。んなこたあどうでもいいですよね(笑)。
てなわけで、どうぞよろしく。なんかワケわかんないカキコですいません(笑)。



04.12.31   今年一年ありがとうございました。

今年もあっという間に1年が終わり、例年感じてしまいますが、月日が経つのは光陰矢のごとしですね。
今年は私もこのサイトを立ち上げ、なみなさんからたくさんご協力をいただき、何とか運営出来たことを感謝いたします。
来年2005年も今年同様、よろしくお願いします。
今年1年ありがとうございました。


04.12.30  「スパイダーマン2」アメリカ盤DVDの画質

いやー、前回の日記から1ヶ月以上も間が空いてしまいました(汗)。

先日BBSの方にも書いた「スパイダーマン2」のアメリカ盤ギフト・ボックスが注文から3週間以上もかかってやっと到着しました。
ボックスの大きさはほぼ通常サイズで、中身はDVD本体の他、イラスト集、5枚綴りのポストカード、ミニ写真集、コミックの縮小版の4つのオマケ入り。
これで送料を入れて\4,000とちょっとは安い!

いや、それより何より驚いたのが画質の良さで、色調、コントラストなどが一足先に購入した国内版を凌駕していて素晴らしく、これで日本語字幕さえあれば国内版など観ないところです。
これはレコードの音質などに関しても同じことが言えますが、同じマスターを使用しながら何でこうも国内盤と差異が生じるのでしょう。
国内盤と画質に差がある輸入版に接する度にいつも疑問を感じてしまいます。

この画質の違いはLD時代の昔から言われて久しいですが、デジタル・マスターであるはずのDVDでも画質に差が出る理由が私のようなシロウトには理解出来ませんねえ。
まあ、逆にそういう違いがあるので、輸入版を買う楽しみや醍醐味といった部分はありますが、ホントは出来るだけ差が出ないように作ってもらいたいものです。


04.11.27     ヨン様とビートルズ

あら〜、この日記、前回からずいぶんと間が空いてしまいましたね(汗)。いろいろ忙しかったもので。

ところで、「冬のソナタ」のヒット以来、今や中年女性を中心に日本中が韓流ブームに湧いています。
昨日「冬ソナ」の"ヨン様"ことペ・ヨンジュンが来日し、その姿を人目見ようと空港は30代から50代のオバサマ・ファンで溢れ返ったようですが、今日は今日で滞在しているホテルに1,000人が押し掛け、ヨン様が乗っている車に群がったオバサンたちが将棋倒しになって車に足を轢かれたりなど10人のけが人まで出る始末。

この熱狂振りはロイター通信が世界に配信するくらいのもので、「報道ステーション」の古館キャスターはこの狂乱を'66年のビートルズ来日時以来のフィーバー振りと言ってのけたくらいの大騒ぎです。でも、ビートルズとヨン様をいっしょにはしてほしくないなあ(笑)。

私はこの韓流ブームには全く興味がなく、「冬ソナ」などの韓国ドラマは一切観たことはないし観たいとも思いませんが、それにしても何なんでしょうか、いい年こいたミーハーなオバサン連中によるこの騒ぎっぷりは。

いちばん戸惑っているのは恐らくヨン様ご本人でしょう。本国では日本ほどの大人気はないというヨン様ですから、「オレってなんでこんなに人気があるのかな〜?」などと思いながらも、オバサマ・ファンたちに「ゲンキ・ハツラツ〜?」などと言いつつ、ソニーのハンディ・カムで記念に撮影してたりして。去年のtATuじゃないんだから、んなこたあないか(笑)。

それにしても、ポール・マッカートニーやストーンズみたいな大物が来日したってロクに報道もしないくせに、たかが韓国の人気俳優ひとりの来日をTVの民放各局はもちろん、NHKまでもがこの騒ぎを大々的にニュースで報道するっていうのはどうなのかねえ。
まあ、云うなればこれは社会現象ですから、マスコミのこういった対応は分からないではありませんよ。でもちょっと度が過ぎるのでは、と思っているのは私だけでしょうか。

今年いくつもやって来て甚大な被害をもたらした台風や新潟の中越地震による被害で今も苦しんでいる人がいたり、北朝鮮拉致問題で北朝鮮が提示した全く納得出来ない拉致被害者の新たな情報で被害者家族が憤っていたりする一方で、こういった状況とあまりに落差があり過ぎる脳天気な騒ぎがあると、つくづく日本って国は平和だなあと思い、ちょっと呆れてしまいます。
ヨン様ファンのオバサマたちよ、ご主人をほったらかしてそんなところで騒いでていいの〜?


04.11.9    「ビートルズ アメリカ盤のすべて」

先日ビートルズ関連・研究本としては久々に面白い本が出ました。
その名も「ビートルズ アメリカ盤のすべて」。
今までにここまでUS Capitol盤についての考察がなされた本も、日本ではほとんどなかったんじゃないでしょうか。




著者はマイルス・デイヴィス、ビーチ・ボーイズ、そしてビートルズについてはマニアの中山康樹氏と、てっきりジャズだけかと思ったら、筋金入りのビートルズ・ファンでもあった小川隆夫氏の共著。
「CAPITOL ALBUM VOL.1」発売に合わせた緊急出版ということながら、これがなかなかの力作で、US Capitol盤について今まで知らなかった事実や、異なる角度からの検証など、興味深い考察が書かれていますが、何より伝わって来るのは、リアルタイムで輸入盤で聴いていたというCapitol盤へのお二人の愛情溢れる深い思い入れです。

輸入盤がまだ珍しくて入手しにくかった'60年代中頃、UK盤はまず入手困難で、その頃入手出来たのは\3,000もしたUS盤だったという小川氏。それをいち早く入手し、すでにヴァ−ジョン違いや音質の違いを楽しんでいたというから恐れ入ります。

その他、各アルバム解説に加え、ブッチャー・カバーについての新考察、同じ番号が複数存在するらしい「WHITE ALBUM」のシリアル・ナンバーについてのナゾなど、中山氏ならではの興味深い分析がなされています。
コンパクトかつリーズナブルなお値段で読みやすいですが、新書形態ということやページ数の制限でツッコミが足りない部分や、「『Hello, Goodbye』で初めてシンセを使用した」など、いくつか細かい間違いがあるのは残念。
「『REVOLVER』のジャケ裏の写真をよく見ると、ポールがブッチャー・カバーの写真のネガを持っている」というのも、いくら見ても私は分かんないんですが(笑)。

値段が高くてもいいから、もっと大判で写真もたくさん使って本格的な体裁で出していただきたかったところですが、何ぶん緊急出版なので、そこは致し方ないところでしょうか。

ここ数年はビートルズに限らずUK、UKと草木もなびくUK盤偏重傾向で、オリジナル盤の価格高騰に拍車がかかる一方の昨今ですが、今回のボックスの発売やこういった本がそういった流れに一石を投じ、音質的にも決してUKオリジナルに勝るとも劣らないUS盤がもっと注目されるきっかけになってくれればいいと思います。

集英社インターナショナル刊 新書サイズ191ページ 税込\1,050


04.11.6    森高千里「渡良瀬橋」

今日はこんな話題でいいのかなあ(笑)。
最初に断っておきますが、私はアイドル・オタクでも何でもありません。いくら可愛くても、つまらないものは一切聴きません。ただ、どちらかというと、洋の東西を問わず女性アーティストは好きです(笑)。

松浦亜弥が11年前の森高千里の名曲「渡良瀬橋」をカバーしてヒットしていますよね。ちょっと切ないラブ・ソングですが、あれを聴いていたら、しばらく聴いていない森高千里が聴きたくなり、久しぶりに聴いてみました。
私は面白いと思った音楽はジャンルを問わずに何でも聴く雑食なんですが、かつては森高千里にもハマってけっこうアルバムを買いました。
「江口洋介のヨメになった単なる元アイドル歌手だろ」とお思いのアナタ、それは認識不足です(笑)。





森高が一部作詞作曲を行ない、初めて多重録音に挑んだ'92年のアルバム「ペパーランド」。
ミニモニ。がカバーした「ロックンロール県庁所在地」収録。
ミュージシャンのサポートが入る曲があるものの、全曲でドラムス、ギター、ベース、多重コーラスもやっています。
ジャケ写真の彼女の表情もいいですね。

ちなみに「渡良瀬橋」は'93年のアルバム「LUCKY 7」やベスト・アルバムに収録されています。

とにかく彼女の音楽はヘタなその辺のアーティストよりもはるかに面白かった。
確かに最初の頃は単なるアイドルの域を脱するものではありませんでしたが、楽曲そのものはすごく練られていて、シロウト臭さと紙一重の独特の感性で自分で作詞、そして作曲を手掛けるようになった頃から俄然面白くなり、ついには自分でドラムス、ギター、ピアノをマスターして一人多重録音を行なうようになってからは音楽性も高まり、それまでのアイドル像を大きく逸脱したユニークな存在でありました。この時のアイドルをアーティスティックに演出するノウハウが、現在は同じプロダクションの後輩であるモーニング娘。に受け継がれています。

「渡良瀬橋」の他にも「雨」、「私がオバさんになっても」などの名曲や、グランジっぽくノイジーなサウンドの「ハエ男」、「ロックを聴け!おれはストーンズ10回見に行ったぞ」としつこく言うオッサンに「あんまりうるさいとオジサンと呼ぶわよ!」とツッコミを入れ、聴いてて思わず身につまされる「臭いものにはフタをしろ!」などのユニークな曲、しまいにはビートルズの「Everybody 's Got Something To Hide Except Me And My Monkey」や「Here Comes The Sun」の完コピなどもやって、マニアをニンマリとさせてくれました。
彼女の叩くドラムがスゴイ!オリジナルの「渡良瀬橋」」もドラムが印象的で、ヘタウマと言えばそれまでですが、彼女しか出せない独特のグルーブ感がたまんないですねえ(笑)。
それにバックを固めるバンドや作曲者などのブレーンも非常に優秀な人材が揃っていて、森高をアーティストに仕上げるためには苦労は厭わない、というより、それを自分たちも楽しんでいるような感じで、私のような普段は洋楽中心の人間をも取り込むだけのパワーがありました。

'98年の細野晴臣とのコラボで発表したアルバムを最後に(限定アナログ盤買いました)、'99年に結婚してからは音楽から足を洗ったのか、TV-CMしかメディアへの露出がなく、全く新作のリリースがないのが残念ですが、今回の松浦亜弥のカバーをきっかけに再評価されてほしいですね。


04.10.29   おかしいぞ、東芝EMIの説明文。ま、まさか?

いよいよ来月発売される「CAPITOL ALBUMS VOL.1」ですが、国内盤の発売元の東芝EMIのHPにも特集が組まれています。
それはいいのですが、それぞれの収録曲の説明でちょっと気になる点が。

アルバムごとのステレオ・ヴァ−ジョンとモノラル・ヴァ−ジョンの違いの説明があるのですが、「MEET ~」、「SECOND ALBUM」、「BEATLES '65」の3枚はステレオ・ミックスをモノラル化しただけですから、ヴァ−ジョン違いなんてないのに、その違いが載っているのです。
逆に、明らかに違いがある曲が収録されている「SOMETHING NEW」のステレオ/モノのヴァ−ジョン違いについての説明はなし。

これっておかしくないですか?
まだ音が来ていない段階で、単純に今まで知られているステレオ/モノの違いをうっかり書いてしまったのなら何てことはありませんが、もしすでに音が来ていて書いているとしたら・・・?
まさか音源はUKヴァ−ジョンを使ってるんじゃないでしょうねー?!。
あんなことを発売元の公式サイトで書かれた日にゃあ、不安になってしまいます。
ホントのところはどうなんだよ、東芝EMIさんよぉ?

詳しくは下記の東芝EMIのサイトをご覧下さい。ジャケ写真をクリックすると詳細が見られます。(この日記はリンクに対応していないので、URLをコピペでお願いします)             
          ↓
http://www.toshiba-emi.co.jp/beatles/beatles64/index_j.htm


04.10.27    ついに初雪が・・・

おとといあたりから寒いなあ、なんて思っていたら、ゆうべついに初雪が降り、今朝になって10cmくらいに積もって、あたりは一面真っ白な冬景色でした。
それでもこの時期はまだまだ根雪にはならないので、昼間のうちにほとんど溶けてしまいましたが。

雪、と聞くとロマンチックな印象を抱く人もおられるでしょうが、北国に住む人間にとっては雪が降って喜ぶのは子供だけで、この季節が来るともうウンザリですよ(笑)。
雪かきはしなくちゃならないし、道路は渋滞になるし、滑って転ぶし、何にもいいことありません。雪国生まれ、雪国育ちのくせに、冬が大嫌いな私です(笑)。

でも、もうこんな季節かー、と思うと、時間の立つのはあっという間ですね。
そろそろクルマも冬用にタイヤ交換せにゃならんなあ〜。


04.10.26   The ULTIMATE MATRIX COLLECTION DVD

12/7にアメリカで「マトリックス」3部作に「マトリックス・リヴィジデッド」、「アニマトリックス」、更に各作品のメイキングなどを収録した5枚のボーナス・ディスクを加えた全10枚組のDVDボックス・セット「THE ULTIMATE MATRIX COLLECTION」が発売されます。






写真左が通常版のボックス、右は限定発売される80ページのブックレットとネオの胸像付きクリア・ケース仕様のボックス・セット。う〜ん、限定版欲しいー。

内容は以下のとおりです;

Disc 1: The Matrix
* New digital transfer
* A written introduction by the Wachowski Brothers
* 2 new commentaries by philosophers and critics
* ROM feature

* Disc 2: The Matrix Revisited
* A feature-length mind-expanding look at The Matrix from conception to phenomenon
* 17 behind-the-scenes and making-of featurettes
* Music-only audio track

* Disc 3: The Matrix Reloaded
* New digital transfer
* A written introduction by the Wachowski Brothers
* 2 new commentaries by philosophers and critics
* ROM feature

* Disc 4: The Matrix Reloaded Revisited
* Go to the second chapter's furthest reaches
* 21 behind-the-scenes and making-of featurettes
* 23 extra scenes shot for Enter the Matrix video game

* Disc 5: The Matrix Revolutions
* A written introduction by the Wachowski Brothers
* 2 new commentaries by philosophers and critics
* ROM feature

* Disc 6: The Matrix Revolutions Revisited
* The cataclysmic final confrontation is chronicled
* 29 behind-the-scenes and making-of featurettes

* Disc 7: The Animatrix
* 9 short films from pioneering anime directors exploring the world of The Matrix

* Disc 8: The Roots of the Matrix
* Cinematic, historical, philosophical and technological inspirations are explored
* 2 insightful new documentaries

* Disc 9: The Burly Man Chronicles
* Probe the society of actors, craftspeople, and filmmakers who shaped the movie trilogy and Enter the Matrix video game
* 21 featurettes

* Disc 10: The Zion Archive
* Production assets developed for The Matrix Universe
* Concept artwork
* Storyboards
* Drawings
* Music videos
* TV spots and trailers
(※輸入版のためリージョンは「1」、日本語字幕なし)

3部作の本編は新たにリマスターされ、ボリュームたっぷりの特典映像、ゲップが出そうな内容ですね(笑)。
amazon US では現在、通常版が$55.94(約\6,150)、限定版が$90.94(約\10,000)ということです。amazonのことですから、発売されるまでに値段が下がっていく可能性ありなので、期待してます。
恐らく国内版も来年発売されるでしょうが、まあこんな値段じゃ済まないでしょう。少なくとも、通常版で\20,000前後はしそう。
値段が安いのでこの輸入版、購入検討中です。


04.10.24     新潟県中越地震

昨日夕方起きた新潟県小千谷市、長岡市などを中心に被害を及ぼした地震は「新潟県中越地震」と名付けられ、今日になって被害がますます広がるばかりですね。余震もずっと続いているようです。
実は私、仕事の都合で5年ほど前まで約2年間長岡で暮らした経験があり、深い付き合いがあった人は多くはないものの、その時の知り合いや仕事仲間がいるのですが、どうなっているのか心配です。
電話が通じず、メールだけがたよりですが、ひとりだけ分かっているメルアドに送りましたが、まだ連絡はありません。
一刻も早い復旧を願うばかりです。


04.10.18   もうひとつの「SMILE」?
      Van Dyke Parks「SONG CYCLE」

ブライアンの「SMiLE」を耳にして以来、マニアなら一度はやるという、自作の"オレ流「SMILE」"制作を私もCD-Rでやろうかと、その選曲のため公式やブートでのオリジナル「SMILE」音源を改めて最近聴きまくっている私ですが、「いまさらかよ」、と言わないで下さいね。実は私「SMILE」に対して今までそれほど大きい思い入れがあったわけではありません。
だって、出なかったもんは仕方ないのに、それに対してあまりに未練がましくいつまでもこだわるのもどうかな?と思っていたものですから。
いろいろブートは買ってましたが、それも「SMILE」の未発表音源だからというより、単に聴いたことがないレア音源だから、という感じにすぎませんでした。
でも、今回ブライアンの「SMiLE」を聴いたら、やっぱり改めてオリジナル版「SMILE」に思いを馳せてしまった自分がいたわけで、これは一発作ってやろうじゃないか、と思い立ったわけであります。

そんな中、ふと、しばらく聴いていないヴァン・ダイク・パークスの「SONG CYCLE」を聴きたくなりました。
「SMILE」セッションでブライアンに作詞を頼まれたものの、BEACH BOYSのメンバー、特にマイク・ラヴから「こんなワケの分からん歌詞で歌えってか〜、おお〜?!」という批判を浴びるほどの難解な歌詞を提供したヴァン・ダイク・パークスの、記念すべきデビュー・アルバムにして傑作と言われるアルバムです。

白髪の初老という趣きがある現在と違って、七三分けのマジメ青年みたいな感じで、カメラ目線でこちらを見る若き日のヴァン・ダイク・パークス。
写真はワ−ナ−・パイオニアから'72年に出た国内セカンド・プレス盤。
初版の東芝盤は今でもバカ高のようです。


「絶対支配、思想、人生、制度、全てはドミノのように崩壊してゆくのだ・・・」(「Surf's Up」の歌詞の一部)なんていう抽象的で難解な歌詞を提供した、ブライアンと同様のポップス界の異端児パークスですが、このアルバムは「SMILE」セッション後の翌'68年発売で、内容は「SMILE」とよく似た、音をコラージュしたようなコンセプチュアルな作り。初めて聴いた時は「SMILEY SMILE」を聴いた後で免疫があったので、そう驚きはしませんでしたが、それでもやはり不可解でした。
寡作としても知られている人で、現在まで発表したアルバムはたったの7枚。
その中にはボーカルにブライアンを迎えて歌わせたアルバム「ORANGE CRATE ART」('95)もあります。

この他にもセカンド・アルバムの「DISCOVER AMERICA」('72)、「JUMP」('84)などの傑作がありますが、どれも音楽性が「SMILE」期のブライアンと共通する雰囲気があり、ああいうタイプの個性的な音楽が聴きたい人にはおすすめ。ただし、ちょっとアクが強いので、気に入るかどうかの責任は持てません(笑)。


04.10.11    Capitol Albums vol.1 発売決定

BBSの方で速報的にお知らせしましたが、ウワサの「Capitol Albums vol.1?の発売が正式に決定、各インターネットのショップではUS盤の予約受付が始まっています。


全米上陸40周年記念で11/16(一部では11/17となっているところも)に発売される「Capitol Albums vol.1」。
内容は;
●MEET THE BEATLES !
●THE BEATLES' SECOND ALBUM
●SOMETHING NEW
●BEATLES '65
以上すべて'64年発売の4枚のアルバムをボックス・セットで発売。
当初の予定と異なり、どうやら限定発売のようですので、
お買い逃しのないように。
ちなみに、来年には「vol.2」の発売予定もあるようですが、
内容はまだ未定。ま、ある程度予想はつきますが(笑)。


私がひょんなことからこの発売の情報をネットで目にしたのが7月、それ以来ホントに出るのか半信半疑ながらメーカー側からの正式なインフォメーション待ちという状態でしたが、それより先にショップでの予約が始まったかたちとなりました。

最初に聞いた情報のとおり、24bitリマスター、monoとstereoの2 in 1、48ページのブックレット付き(当初の情報では70ページ)という内容です。
もちろんUS Capitol特有のエコーが利いたヴァ−ジョンやCapitol盤でしか聴けない貴重なヴァ−ジョンなどが聴けるものと思いますが、実際にちゃんとUSヴァ−ジョンが使われているのか、音質がどのくらいよくなっているのか、その辺が気になるところです。

しかし、これで'87年頃にビートルズ・コミュニティによって「UK盤準拠に従い、各国の編集盤は廃止する」といった旨の取り決めが破られたわけですが、これをきっかけに各国に存在する編集盤がCD化により復活、なんてこともあり得るのでしょうか。来年あたり「国内編集盤3枚入りボックス・セット」なんてのが出てるかも?
あ、ひょっとして幻の「BEST OF THE BEATLES」までもが遂に発売!なんてことはないか(笑)。


04.10.9   JOHN LENNON 64回目のバースデー

気が付けば今日はジョンのバースデー。私もジョンと同じ天秤座生まれで、こないだジョンよりちょっと先にまたひとつ年を取りました。
生きていれば今年で64才。もしまだ生きてたら、今どんなことをやっているのでしょうか。
素晴らしいアルバムを何枚も発表しつつ、3年前の9・11のテロでは多分ブッシュ政権を批判して反戦活動なんかやってるんだろうなあ。それとも家族を大事にして、そんなことにはもう関心がなくなってるかも。

とっくの昔にジョンが亡くなった年齢を超え普通に生きてる私は、いつもジョンの誕生日と命日を迎える度、ちょっと複雑な気分になります。


04.9.25    STAR WARS TRILOGY DVD

DVD化されずに残っていた最後の名作、「スター・ウォーズ」のエピソードIV~VIがついに待望のDVD化、今日ようやく届き、さっそく「エピソードIV」を観ました。





ボーナス・ディスクを含む4枚組ボックス・セットというかたちで発売された「STAR WARS TRILOGY」。
写真はダース・ベイダーのマスクをあしらった裏ジャケです。こっちの方がカッコイイですね。表のデザインはちょっといまいち(笑)。

まず驚いたのがとても27年前の映画と思えない画質の素晴らしさ!場面によっては黒がやや潰れているシーンはありますが、ビデオ〜LD時代からもう何十回観たか分からない映画なのに、とても新鮮に観れました。
カットによってところどころセリフがこもっているのも気になりましたが、これもまあ古い作品のDVD化の際にはありがちなので、そこは良しとしましょう。
基本になっているのはSFX部分をCGで手直ししたり、新たなシーンを追加した'97年のディレクターズ・カット公開版で、更に手を加えられている部分もあるようですが、「エピソードIV」ではその違いは見受けられませんでした。

LDでは5.1chだったサラウンド音声も6.1chのEX サラウンドにヴァ−ジョン・アップされ、迫力が増しています。
R2-D2がチビッコ宇宙人たち(?)に撃たれて倒れるシーンで「ドスン!」と地響きのようなオーバーな重低音がするところなんかはちょっとやりすぎかな、という感じもありますね。そんなに重たいのかよ、という(笑)。

手を加えていないオリジナルの劇場公開版はジョージ・ルーカスが絶対にDVD化するつもりはないと言い切り、コアなファンの失望を買っているようですが、作者の立場ならやはり自分が納得出来るかたちにこだわりたいのもまあ分かる気はするものの、やはりちょっと残念。
「エクソシスト」や「E.T.」みたいに、オリジナル公開版とディレクターズ・カット版の2枚組でそれぞれ出してもらえると嬉しかったんですが。こんなことなら、旧版のLD売るんじゃなかった(涙)。

明日は続きの「帝国の逆襲」と「ジェダイの復讐」改め「ジェダイの帰還」を見ようと思います。
あ、ボーナス・ディスクもあるんだった。全部観るには明後日くらいまでかかりそう。


04.9.23   My Favorite Artist / Bjork の巻

先月ベスト盤を除けばビョークの4年振りの新譜「MEDULLA」が出ました。
これをきっかけに、今回はビョークを取り上げます。





初回限定で出たSACD / CDのハイブリッド盤で、紙ジャケ仕様のニュー・アルバム「MEDULLA」(この仕様は輸入盤のみ)。
限定盤なので、まだ買っていない方はお早めに!
ちなみに、彼女がかぶっているのは髪の毛なのですが、どうやら本人のものではなく付け毛のようです。

個性的、と言われるアーティストはたくさんいますが、ビョークほどその言葉が相応しい人もおらず、エキセントリックという単語の方が当てはまるでしょう。
私にとってはそういう超個性派アーティストの中ではケイト・ブッシュと並ぶ存在です。

アイスランドという、およそポップ・スターが出てくるイメージが全然ない国の出身というのが珍しいですが、実はこの人芸歴が長く、母国では小さい頃から子役をやっており、その時にすでにアルバムを出しています。

その後いくつかのバンドを経て、'88年のSUGAR CUBES時代にブレイク、私もこのデビュー・アルバムから聴いていますが、当時その強烈で個性的なボーカルにハマってしまい、それ以来すっかりファンです。
ビデオ・クリップも凝ったものや斬新なものが多く、ファン必見なのですが、カンヌ映画祭でグランプリを取った映画「ダンサー・イン・ザ・ダーク」では、主人公セルマとビョーク本人が一体化したような素晴らしい演技を見せてくれました。

毎回ものすごく構築された音楽を聴かせてくれるビョ−クですが、今回の新譜「MEDULLA」ではなんと一切楽器を使わず、すべて人間の声のみで作るという実験的な側面も持つアルバムです。
コーラスなどでそのまま声を使う以外に、ボイス・パ−カションやボイス・ベースはサンプリングや音質加工して、まるで楽器のように使ってはいますが、それにしても人間の声だけでこれだけの音が作れるのかと思うと、これはある意味感動的です。

是非たくさんの音楽ファンに聴いて欲しいアルバムですね。


04.9.17    My Favorite Artist / The KINKSの巻

みなさん、10月号の「レココレ」買いましたか〜?
キンクスの特集ですね。名盤「VILLAGE GREEN ~」の3枚組デラックス・エディションや久々のCD再発で盛り上がっている今日この頃、今回私もキンクスを取り上げてみたいと思います。




これは'95,6年頃にCASTLEから出た「VILLAGE GREEN PRESERVATION SOCIETY」の再発アナログ盤。160g重量盤、シリアル・ナンバー入り。
オマケで「You Still Want Me / You Do Something To Me」のシングル盤も付いてます。
ジャケの作りもオリジナルどおりの作りで、「BEATLES FOE SALE」のように見開きの内側からレコを出し入れするかたちになっています。

私がキンクスを初めて聴いたのは中学生の頃にラジオでかかっていた「ローラ」だったと思いますが、アルバムを集めるようになるのは実は最近で、'90年頃NHK-BSが放送したBBC制作のキンクスのヒストリーものを観たのがきっかけになり、一気にハマってCDで集めて聴きました。

レノン=マッカートニーにも匹敵するレイ・デイヴィスの書く曲は素晴らしく、ひねったメロディがあったかと思うと美しい曲もあり、「You Realy Got Me」などに代表されるリフのカッコよさや、まっとうでないシニカルな屈折した歌詞などが特徴で、今ではすっかりお気に入りアーティストになっています。
もっと早く出会って、アナログで集めたかったなあ〜。アナログでは数枚しか持っていないのですが、もはやキンクスもPYE時代のオリジナル盤は高値でなかなか手が出ません。

それにしてもキンクスは特に日本ではまだまだ再評価が足りないグループだと思います。
ビーチ・ボーイズ、ストーンズ、ザ・フーなどの人気大御所バンドと比べると、実はもっともビートルズに近いタイプのバンドなので、ビートルズ・ファンでキンクスをまだ聴いたことがない方、この機会にハマってみてはいかが?


04.9.11   My Favorite Artist / Laura Nyroの巻

前回たまたまThe Clashを取り上げたのをきっかけに、「My Favorite Artist」シリーズをネタがないときに不定期にやっちゃうことにしました(笑)。
2回目は私が最も好きな女性シンガー・ソング・ライター、ローラ・ニーロを取り上げてみたいと思います。




写真はVERVEから'66年に出たデビュー・アルバム「THE FIRST SONGS」ですが、これは再発盤で、初めは「MORE THAN A NEW DISCOVERY」というタイトルでの発売でした。
その後CBSに移籍後にジャケットが変更され、再々発されています。

ニューヨークのブロンクス生まれで、小さい頃から黒人音楽やヒスパニック系のラテン音楽を聴いて育った彼女の音楽にはその影響が色濃く反映されており、その唯一無二の独特の音楽性やカン高い歌唱法はトッド・ラングレンやケイト・ブッシュなどのアーティストに影響を与えました。
ちなみにジャズ・シンガーのヘレン・メリルは、ジャズ・トランペッターであったローラの父親が彼女と兄弟で、叔母さんに当たります。

'66年デビューということで、CAROLE KING、JAMES TYLOR、JONI MITCHELLらによる'70年代に起こったシンガー・ソングライター・ブームの先駆け的存在でもありましたが、その孤高の音楽性・存在感ゆえに一部の熱心なファン層を除けば彼等ほどの支持や大きな商業的成功を収めることもなく、生涯マイペースで音楽活動を行なっていた人でした。

ラブソングはもとよりドラッグやセックス体験を元にした自分自身の赤裸々な内面などを詩に込めて歌い「ニューヨークの歌姫」と呼ばれましたが、1997年、49才の若さで卵巣癌のためその短い生涯を閉じました。

代表作は何と言っても「ELI AND THE THIRTEENTH CONFESSION(イーライと13番目の懺悔)」。名盤です。全音楽ファン必聴と言い切りましょう。
THREE DOG NIGHTがカバーしてヒットした「Eli's Comming」や「Stone Soul Picnic」、「Sweet Blindness」など名曲が詰まっています。




「イーライと13番目の懺悔」USオリジナル盤。
まるで聖母マリアのようなポートレートを使ったジャケットが印象的な、CBSに移籍してのセカンド・アルバム。傑作です。

彼女の曲には1曲の中に転調、テンポ・チェンジ、リズム・チェンジが絡み合う複雑な展開の曲が多いのですが、それを聴く側にそう感じさせずサラリと聴かせるあたりはまさに天才技。まるで曲の中に小さな宇宙の存在を感じるといったら大袈裟かも知れませんが、まさにそんな感じです。

この他にも、ゴスペル・トリオLABELLEとのコラボでのゴスペルやソウルの名曲カバー集「GONNA TAKE A MILACLE」などの名盤がありますが、私のお気に入りは上の写真で上げた「THE FIRST SONGS」。
これにはFIFTH DIMENSIONのカバーでヒットした名曲「Wedding Bell Blues」が収録されていますが、すでにこのデビュー・アルバムで彼女の尋常ではない個性が確立されています。

私は最近は彼女のアルバムを寝ながら聴くことが多いですね。ちょっと癒される感じの曲もあるので、このところはずっと夜寝ながら聴いてます。
女性シンガー・ソングライター系がお好きな方でローラ・ニーロ未体験の方には絶対のおすすめアーティストですよ。


04.9.7  My Favorite Artists / The Clash の巻

UKパンクの雄、The Clashのアルバムが11月に紙ジャケCD化されることとなりました。
The Clashの代表作は?というと「LONDON CALLING」と決まって答えが帰って来ますが、私が一番好きなアルバムは違っていて、これが「SANDINISTA !」なんです。




写真はアメリカ盤。UK盤は当時高くて買えませんでした。
3枚組なのにジャケットはゲート・ホールドではなくシングル・ジャケで、無造作に3枚まとめてレコードが突っ込んであるという、あまり愛情が感じられない作り(笑)。

「LONDON CALLING」もアナログで出た当時は2枚組のヴォリュ−ムの傑作でしたが、「SANDINISTA !」はその上を行く3枚組の大作でした。
もともと彼等はデビュー当時からレゲエやダブを大胆に導入し、単なる勢いだけのパンクではない、高い音楽性を持ったバンドでしたが、この「SANDINISTA !」ではその方向に行き着くところまで行き着いたという感じの実験性の強い内容で、このバンドが一筋縄では行かないバンドであることを示した傑作アルバムだと思います。

3枚組ということで、通しで聴くのは体調のいい時に限られるかも知れないというキツさも確かにありますが、まあこのアルバムを聴かずしてThe Clashは語れないでしょう。

とはいうものの、私も「CUT THE CRAP」以降のアルバムはすでに興味を無くしていて聴いていないので、あまりエラそうには語れませんが(笑)。


04.8.31   24時間テレビ&27時間テレビ

http://www.excite.co.jp/News/entertainment/20040831150000/15468.html

まずは上記に記した記事を読んでいただきたい。
今年で27回目を迎えたという日本テレビの「24時間テレビ」ですが、私は昔からこの番組が大嫌いなのである。

なぜ嫌いなのかその理由をこの記事が見事に代弁してくれたような気がした。
要は御為ごかしの偽善的な作りにどうしようもなく違和感を覚えるのですが、この記事にもあるように、身障者の方々が別に持っていない「夢」をTV局側から与えられ、それに向かって頑張るって何?
何で身障者の方々がそんなことしてまで無理矢理頑張らなければならないのか?
その頑張る姿にはそれなりに感動出来るのかも知れないが、そんなヤラセみたいなものは我々視聴者は別に求めていないのである。
視聴率のために身障者を食いものにしているかのような、こんなTV局側のデッチ上げで感動など出来るわけがない。

これに比べれば、「楽しくなければテレビじゃないじゃん!」のポリシーの下、単なる意味のないバカ騒ぎに徹しているフジテレビの「27時間テレビ」の方が全然いいし、お笑い番組として面白かった。募金もないしね(笑)。

ちなみに、この記事を書いた一本木という人、障害者を「ハンディキャッパー」と呼んでいるが、これは大きな間違い。
これでは「ハンディキャップを与える人」になってしまうので、「ハンディキャップト」と受動態で呼ぶのが正しいが、馬脚を表わす形になってしまったので、無理に横文字を使ったりしない方がよかったですな。


04.8.30    アテネ・オリンピック閉幕

30日、約2週間に渡るアテネ・オリンピックが終わりましたね。
随分夢中になって観ていましたが、終わってしまうと何だか淋しいです。

今大会はとにかく日本人選手のメダル獲得ラッシュに湧き、気が付けば東京大会の金メダル獲得数とタイ記録の16コをはじめ、合わせて最多の37コ!特にすごかったのは柔道と水泳で、ヤワラちゃんや北島選手の金は印象的でした。

その影で、メダルを期待されながら惜しくも逃した選手、逆に思わぬ伏兵選手によるメダル獲得、ドーピング問題や最終日の男子マラソンでの観客による競技妨害など、悲喜こもごもだったり波乱があったリのアテネでした。

次回開催は2008年の中国・北京大会。
今回惜しくもメダルを逃した選手は次にはぜひとも頑張って雪辱を果たして欲しいですね。


04.8.27 JOHN LENNON 新譜2枚

9/29に、ジョンの未発表デモ音源を中心にした新譜「ラヴ・ジョン・レノン・アコースティック」と、'75年のアルバム「ROCK'N' ROLL」のリミックス&リマスター盤の2枚が同時に発売されることが決まりました。

国内盤は2枚とも日本先行発売で、「アコースティック」の方は世界に先がけ大幅先行発売、初回特典でピックが付くということです。
でもなぜ日本盤だけが先行発売だったりオマケが付くのかというと、考えるまでもありませんね。

そうです。国内盤は2枚ともCCCDなのです。
「LET IT BE...NAKED」やジョージのDARK HORSE BOXの時もCCCDで発売して大勢の熱心なファンから大ブーイングを買ったものの、英国EMI本社からのCCCDで発売しろという指示には逆らえない内部事情があったわけですが、今回もたとえジョン・レノンのアルバムと言えども例外はないようです。
先行発売はそのハンデやユーザーからの反発を何とか軽減しようというメーカー側の苦肉の策と言っていいでしょう。

しかし、こうやってなしくずし的にどんどんCCCD化に向かっていることに危機感を通り越して呆れるしかない状況ですが、UK本国やアメリカでは以前に何回か裁判沙汰になっているほどのユーザーの反発を考えてほとんどが非CCCDでの発売なんですよね。

世界的に見ても巨大な日本のマーケット事情を考えれば、日本盤もCCCDにすることはないと思うのですが、残念ながらこの国はユーザーの抗議が英、米に比べると弱く、日本の発売元も本国の指示に対して弱腰なんでしょうね。

だいたい、この2枚のアルバム自体も特に新鮮味もないし、なんだかなあ、という感じもありますけども(笑)。
CCCDじゃないアメリカ盤は今回もきっとなかなか輸入されないでしょうから、UK amazonにでも注文しようかな〜っと。


04.8.22    駒大苫小牧優勝!

連日の日本勢のメダル・ラッシュに湧くアテネ・オリンピックも盛り上がりを見せていますが、その影に隠れて、実は高校野球が北海道民にとっては大変なことになっていました。

苫小牧の駒澤大付属苫小牧高校が、あれよあれよという間に勝ち進み、気が付けば昨日準決勝を勝ち抜き、今日の決勝では愛媛の済美高校を下して見事優勝、北海道に初の優勝旗をもたらしました。

去年は予選で勝っていながら、雨でノー・ゲームになり、翌日の再試合で惜敗してしまうという不運がありましたが、今回はそれをバネにして予選では見事な試合を展開していました。

決勝は13対10という打撃戦によるシーソー・ゲームの全く気の抜けない展開で、ふだんは高校野球にはあまり興味がない私も思わずドキドキしながら決勝戦を観ていましたが、ホントに良かった。感動しました。

勝った選手も負けた選手も、それぞれの思いを涙で表現していました。
清清しいなあ、高校野球。


04.8.14   アテネ・オリンピック開幕

夕べ真夜中に放送されていたアテネ・オリンピックの開会式をずっと観ていたため寝不足気味であります。
なかなか凝った素晴らしい開会式でした。セレモニー後半にはBjorkが登場、相変わらずの歌声を世界に向けて披露しました。
すでに競技はサッカーが2日前から行なわれていますが、女子の通称「なでしこジャパン」は快勝したものの、男子はパラグアイに惜敗。
今日はヤワラちゃんの金がかかった女子柔道や、女子バレー(対ブラジル)、女子バスケ(同じく対ブラジル)などの試合が行なわれる予定。がんばれニッポン!


04.8.2   ファム・ファタール

こないだWOW-WOWで放送されたブライアン・デ・パルマ監督の'02年の作品「ファム・ファタール」を観ました。
デ・パルマ監督は好きな監督なのですが、このところは「スネーク・アイズ」、「ミッション・トゥ・マース」と個人的にはイマイチな作品が続いたため、DVDが出た時に買おうかどうしようか迷って結局買わなかった作品だったのですが、これはちょっと面白かったです。

フランスが舞台の、女が主人公のピカレスク作品(悪人が主人公の作品)なのですが、カンヌ映画祭の会場でこの女が1,000万ドルの宝石を奪ったあと仲間を裏切り、ふとしたきっかけでフランスのアメリカ大使夫人におさまることによって過去を消すのだが、そのうち裏切った仲間に正体がバレて...というところまではまあ普通の展開なのですが、実はこんな単純なストーリーではなく、ここから観客を翻弄する「え?」という意外な展開になり結末を迎える、といった内容。そのあたりはまるでデヴィッド・リンチの「マルホランド・ドライヴ」的なちょっと不可解な進展になり、それをデ・パルマならではの映像分割やハイ・スピード撮影によるスロー・モーションなどの技法を用いてスタイリッシュな映像で見せてくれます。

主演のレベッカ・ローミン=ステイモスがセクシーな演技を見せ、そこにパパラッチ役のアントニオ・バンデラスがからむ。お得意のヒッチコック的手法も垣間見れる作風も健在、R指定1歩手前のエッチな場面もありますが、デ・パルマ監督久々の面目躍如といった作品で、これはオススメです!
是非ご覧あれ!


04.7.22   Capitol編集盤のCDボックス・セット発売?!

http://abbeyrd.best.vwh.net/news/710capitolbox.html

上記ソースによると、11/16、なんと「MEET THE BEATLES」などを始めとしたアメリカ編集のアルバムがCD化され、まとめてボックス・セットで発売になるという話が伝わって来ました。

発売はほぼ確実のようですが、このボックスに入るタイトルがまだはっきりしないようで、1964年に発売になったアルバムのボックス・セットと、「BEATLES '65」など、'65年に発売したアルバムを組んだボックス・セットと分けて出るのではないかとの旨の記事もあります。
しかもmono / stereoの2 in 1仕様で、24bitリマスター、70ページのブックレットが付く予定だということです。
これで紙ジャケ仕様なら文句なしですが、その辺は果たして如何に?

これは嬉しいニュースですが、よくAPPLEが発売を許可しましたねえ。
アメリカ編集版の海賊盤CDが随分出回っているための対策かも知れませんね。
これと同じような海賊盤対策として「赤盤」、「青盤」や「LIVE AT THE HOLLYWOOD BOWL」(これはハンブルグのライブ盤発売への対策でしたが)が発売されたという経緯もかつてありますから、APPLEはこの手のブートにはうるさいのかも知れません。

まあ、これもいいですが、UKオリジナル盤の方もいい加減リマスターして、同じような仕様で出して欲しいなあ〜。


04.7.19   最近のBEACH BOYSの聴かれ方にもの申す!

本日UPしたBEACH BOYSのアルバム2枚、ご覧になっていただけたでしょうか。

ここ数年のBRIAN WILSONの人気や「PET SOUNDS」の本来あるべきだった正当な評価のされ方は長年のファンとして大変うれしく、「やっとみんな聴くようになったよ〜」という思いで、昔を思うと隔世の感があります。
そこは素直に喜びたいところですが、しかし、そんな中私は敢えて苦言を呈したいことがあります。
このところBRIANや「PET SOUNDS」ばかりが語られることが多いけど、本体のBEACH BOYSはみんなちゃんと聴いてるのか?と。

昔はBEACH BOYSと言えば「SURFIN' USA」を中心に、夏御用達のポップで脳天気なサーフィン・グループと言った捕らえ方をされ、「PET SOUNDS」周辺のアーティスティックな面についてはあまり語られることはありませんでした。
最近はというとこれが逆で、'90年代に入ったあたりから若いファンを中心に急激にBRIAN WILSONと「PET SOUNDS」や「SMILE」周辺のみが引き合いに出され、コアなファン以外の間では「PET SOUNDS」以前の初期のBEACH BOYSの音楽などあまり話題にのぼらなくなっているようです。

しかし、私がコアなファンだと言うことを差し引いても、どっちにしてもこういう一元的な捕らえられ方は、'60年代からリアル・タイムで聴き続けている熱心なファンや、私のような'70年代から聴いている人間にとっても、「どうも違うなあ」という違和感を持ってしまいます。
昔も今もグループが全体像として捕らえられることが少なく、特定された一面のみが語られるグループなんですよね、なぜか。

それにしても、最近のやみくもな「BRIAN賛美」みたいなものは行き過ぎじゃないかと思うし、どうもそのノリがウサンくさくて、ちょっと嫌悪感を感じています。
そういう人たちはちゃんとBEACH BOYSを聴いた上での「賛美」なのでしょうか。

確かにBRIANは天才です。スゴイ人です。「PET SOUNDS」はそりゃ名盤ですよ。
でもですね、そんなBRIANだって急に「PET SOUNDS」を生み出したワケではないんです。
LENNON-McCARTNEYにせよ JAGGAR-RICHARD(GILMER TWINS)にせよ、全ては過去の積み重ねで成長しそれぞれの音楽性を確立していっているのです。その過程が重要だったり興味深かったりもします。
「SURFIN' USA」も「PET SOUNDS」も1本の線で繋がっているのですから、その変化を見ることも面白いし、何より「PET SOUNDS」以前の楽曲には素晴らしい名曲がたくさんあります。

最近の「BRIAN賛美」の風潮に流された一部の若年ファンが「PET SOUNDS」以前を半ばないがしろにして、オイシイところだけ聴いて満足し、BEACH BOYSやBRIANを分かった気になってしたリ顔で語っているとしたら、そいつは10年早いというものです。
「Sgt. PEPPERS」とJOHNとPAULのソロだけ聴いてBEATLESを理解したつもりでいるようなものです。

ま、そんなワケで、もしそういった片寄ったお考えを持っている人がおられましたら、ここで考えを改めていただいて「PET SOUNDS」周辺以外だってとっても魅力的であることを理解し、彼等の音楽をちゃんと把握し、その素晴らしさを堪能して欲しいと思う今日この頃です。

アルバムを全部聴けとまでは言いませんが、「PET SOUNDS」以外にも数作ある重要作はもちろん、そうでない佳作を聴くことの方が意外にグループの音楽性の本質が分かる場合もあると思います。

そこで、私が世評も踏まえた上での独断と偏見でチョイスした「PET SOUNDS」以外のBEACH BOYSのオススメ・アルバムを何枚か上げておきました。
個人的にはここに上がっていないものも含め、ホントはCapitol時代の作品は全部聴いて欲しいところなんですけどね(笑)。

●SURFIN' USA / サーフィン時代の名作。
●SHUT DOWN VOL.2 / 必殺の名曲「Don't Worry Baby」と「Fan, Fan, Fan」収録!
●LITTLE DEUCE COUPE / ホット・ロッドを取り上げた傑作。
●ALL SUMMER LONG / BEATLESを意識し出し、楽曲のクォリティが高い。必聴!
●BEACH BOYS TODAY / このあたりから「PET SOUNDS」の香りがしてくる。
●SUMMER DAYS (AND SUMMER NIGHTS) / 同上。「California Girls」収録。
●SMILY SMILE / 幻の「SMILE」の改作。
●WILD HONEY / 地味ながら名作。「Darlin'」収録。
●FRIENDS / なぜか最近再評価が高まっている佳作。癒し系アルバム?
●BEACH BOYS '69 / ロンドンでのライヴ。素晴らしいです。
●SUNFLOWER / ファンの間では名作の誉れ高い傑作。
●SURF'S UP / 「SMILE」の残り香が。
●HOLLAND / 名曲「Sail On Sailer」、「Trader」収録。やや地味ながらもトータル・アルバムっぽさもあり。

ありゃー、5、6枚のつもりが結局13枚になってしまいました(笑)。
30枚以上あるアルバムの中から5、6枚じゃ、やっぱ無理無理(笑)。
2 in 1のアメリカ盤CDなら安く入手出来るし、一粒で二度オイシイのでオススメですよ。


04.7.11   投票に行きましたか?

今日は参議院選挙の投票日でしたが、みなさん行かれましたか?
このHPはあくまで趣味のサイトですから、私も政治的な発言はなるべく控えさせていただきますが、年金改革問題、自衛隊イラク派遣に関わる憲法改正問題など、深刻な問題を抱える現状での選挙ですから、みなさんなるべく行きましょうね。

いつの時代も若い世代の投票率の低さが問題視されています。
まあ、私も20代そこそこの頃はあまり政治に関心がなかったんでエラそうに言えないのですが、でも投票には必ず行ってました。
やはり若い世代にもっと政治に関心を持ってもらわないと、いつまで経っても自○党中心の保守的な行政のままで、日本の政治は変わっていかないと思います。

これ以上書くと政治的発言になるのでやめときますが(笑)、今開票速報によると、与野党逆転するみたいで、ちょっと面白くなって来ましたね。


04.7.3   マーロン・ブランド死去

今朝新聞を見たら、なんとマ−ロン・ブランド死去のニュースが載っていて驚いた。
享年80歳、死因はあえて明らかにされていない。

マ−ロン・ブランドと言えば、マフィアのボス、ドン・コルレオーネを演じた「ゴッド・ファーザー」がいちばん有名な出演作だろう。この作品でアカデミー賞を受賞したが、アメリカ先住民(インディアン)に対するアメリカ政府側の対応に抗議するという意味で、受賞を拒否して当時話題にもなった。

その後「ラスト・タンゴ・イン・パリ」、「地獄の黙示録」、「スーパーマン」などに出演し、その存在感のある演技でカリスマ的人気を誇った俳優だった。
遺作は'01年の「スコア」(私は未見ですが)。

何年か忘れたが、'50年代の作品「乱暴者」で暴走族のジョニーという若者を演じていて、この暴走族のチーム名が「BEETLES」という名前だった。(DVD「BEATLES ANTHOLOGY」の1巻目にちょっとだけその映像が入っている)

以前から思っていたが、彼の名前ブランドはBRANDOと書き、最後に"O"が付くから「ブランド−」と発音するのが正しいんじゃないのか?ま、どうでもいい話ですが。

悩める青年像を演じて人気を得たジェームス・ディーンと並び、彼とは違った不良性のあるキャラクターで若者の姿を描いて「ハリウッドの異端児」と呼ばれ、その後のハリウッド映画の若者像を変えた功績は大きい俳優さんだと思う。

ご冥福をお祈りいたします。



04.6.26 マイナー・チェンジがあります。

BEATLESのレーベルのページや「PET SOUNDS」のページで、写真や文章をちょっと改定しました。
aabouさんのご指摘でOdeonレーベルの説明と、Capitolの工場を表わす刻印の説明、
UK Appleレーベルの写真を変えたり、「PET SOUNDS BOX」の文章に「こぼれ話」を追加したりしていますので、ご覧下さい。

こないだBRIAN WILSONの最新アルバム「GETTIN IN OVER MY HEAD」と、BRIANの娘たちのグループ、WILSON PHILLIPSの再結成アルバム「CALIFORNIA」を買いましたが、これが両方ともなかなかの出来です!
まだちゃんと聴いていないので、聴き込んでから取り上げたいと思います。


04.6.19 遅まきながら、Happy birthday, Paul

昨日6月18日はPaul McCartneyの62才のバースデーでしたね。

最近耳にしたニュースではまたまた来年日本公演が行なわれ、「行ったことのないところに行ってみたい」という本人の希望で、今まで行なったことがある東京、大阪、名古屋、福岡以外に、私の地元・札幌などでのコンサートが実現するかも知れないとのこと!
これは是非期待したいところです。前回の2002年は都合で行けませんでしたからね。
なにしろ地元で観られるというのが素晴らしい。
是非とも実現して欲しいし、もしそうなったら、もちろん絶対に行きます。

まあそれにしても、年は取ってもPaulの音楽/ライヴに対する情熱は冷めることはないんですね。すごいなあ。

さーて、1日遅れの誕生祝いで「RAM」でも聴こーっと。


04.6.11 ついにHP開設

数人のみなさんに背中を押されるようにして、何とか本日HPを開設しました。
やってみるとこれがなかなか大変、慣れないせいで1ページに何日もの日数を費やし、
ここまでに約半月かかってしまいました(笑)。

制作途中で、BEATLESのページの場合は新たな事実が分かったり、再認識したり、DVDのページでは、自分のAV史を振り返る作業になってしまい、なかなか感慨深いものもちょっとあったりして面白い作業でした。

それから事後承諾で申し訳ありませんが、PARLOPHONEさん、RASさん、MST!さんのHPに勝手にリンクを貼らせていただきました。
私のHPのリンクもよろしければお願いします。
バナーはタイトル・ロゴのところをコピー/縮小してお使い下さい。

というわけで、これからもよろしくお願いします。





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