■ SURFIN' USA ■  
  及び、その周辺のレコード



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 CHUCK BERRYの「Sweet Little Sixteen」のメロディを拝借、歌詞を変えてリリースし、全米第3位まで上がったヒット曲
「Surfin' USA」をフィーチャ−したセカンド・アルバム。
この曲の大ヒットでBEACH BOYS人気は全米で不動のものとなり、以後快進撃が続くこととなります。

プロデューサーは前作同様、クレジット的にはNICK VENET(笑)。実質はBRIANの仕切りです。
内容は前作同様、サーフィンを題材にした楽曲がほとんどですが、そんな中、クルマのレースであるホット・ロッドをテーマにした
「Shut Down」がシングル・カットされ大ヒット、前作「SURFIN' SAFARI」収録のホット・ロッド・ナンバー「409」などとともに
後にホット・ロッドをコンセプトにしたアルバム「LITTLE DEUCE COUPE」を発表することになります。

このアルバムから、あのファルセット・コーラスの原型らしきものが登場し、数曲で聴くことが出来ます。
全12曲中インスト・ナンバーが5曲と、前作より増えていますが、殆どがBRIANのオリジナル曲なのは変わらず。
インスト・カヴァー曲には映画「パルプ・フィクション」のテーマ曲でお馴染みの「Misirlou」なども収録されています。

また、このアルバムから外部ミュージシャンを起用し、「Surfin' USA」のドラムなどをあのHAL BRAINEが叩いています。
彼の起用はSPECTORコンプレックスのBRIANのアイデアで、この後もBEACH BOYSには欠かせないセッション・ドラマーとして
「PET SOUNDS」をはじめ多くのアルバムで大活躍します。


【 US mono盤 】

レコード盤号 Capitol T-1890 mono盤 1963年3月27日発売。 マトリクスは手書きで、A面がT-1-1890-D4、4時の方向に"3"の刻印、B面のマトリクスが T-2-1890-D3、4時の方向に"5"の刻印、両面に*のようなマークの刻印があるのでL.A.プレスのようです。

レーベルはご覧のとおりのRainbow Capitolレーベル。 インナーはふつうの白のプレーン・インナーなので省略。

【 US stereo盤 】

レコード盤号 Capitol ST-1890 stereo盤。 実はこの盤はカナダ盤で、ジャケットには"Printed In Canada"、レーベルにも"Made In Canada"とあります。 見かけがアメリカ盤とほぼ同じで、よく見なければ見分けがつきません。 しかも盤にはスクラントン・プレスを表わす"IAM"の文字が入った三角マークの刻印もあります。 どうやらこれはアメリカCapitolから送りつけられたオリジナルのラッカー盤から作られているようです。 よって音質もアメリカ盤とほとんど違いがありません。 ちなみにマトリクス番号は機械打ちで、A面がST-1-1890-D1、B面がST-2-1890-D2となっています。 買った当時はてっきりアメリカ盤だと思って買ったものの、家に帰ってよく見たらカナダ盤だったのでした(笑)。

インナー・スリーブはアメリカ盤に使われているものと同じ広告スリーブで"Printed In USA"になっています。 レーベルはアメリカ盤とはちょっと異なり、内周に段差があります。フォントも異なっています。 ちなみに、日本でのデビュー・アルバムは「SURFIN' SAFARI」ではなく、このアルバムでした。 しかも当時はこのアルバムのみ、国内盤でもmono盤とstereo盤の2種類が出ています。 ジャズではよくあったようで、ポップスでもELVIS PRESLEYのアルバムなどに見られますが、 '63年頃までの国内盤にも場合によってmono盤、stereo盤の2種類が発売されていたようです。 翌'64年からはBEACH BOYSにせよBEATLESにせよ、またレコード会社に関わらずほぼ全てのアーティストにおいてstereo盤しか 発売されなくなっていますから、日本でのレコードのmonoからstereoへの移行はUKやUSに比べてかなり早かったようですね。


US盤CD SURFIN' SAFARI のCDのページを参照して下さい。   ↑ CLICK HERE




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