YELLOW SUBMARINE 
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[09/08/22]

1969年公開のアニメ映画のサントラ盤。 ビートルズの面々がアニメで登場するファンタジー作品ですが、使われている曲のうち新曲はそれまで眠っていたストックの中から引っぱり出してきた4曲のみで、 あとはタイトル曲とシングルで出ていた「All You Need Is Love」、B面は全編映画のBGM用に作られたジョージ・マ−ティン・オーケストラによる インストだったため、熱心なファン以外は興味の対象外になっていたアルバムです。 ただその新曲4曲はどれも出来がよく、特にジョン「Hey Bulldog」や、ジョージ「Only A Northern Song」「It's All Too Much」の2曲は素晴らしい。 映画ではこのサントラに収録された6曲以外にもたくさんのビートルズ・ナンバーが使用されています。 映画の方はその絵といい、動きといい、音楽の使い方といい、なかなか斬新な作りで、この作品が後のアニメに与えた影響は少なからず大きいと思います。 4人の声は声優さんが吹き替えていますが、昔何も知らない頃は実際にメンバー本人が吹き替えているものと思っていました^^; 映画の最後の方にちょっとだけ実際に4人も登場します。 【 French stereo盤 】
France Pathe Marconi / Apple 2 C 062-04002 stereo UK盤発売日1969年1月17日。 私はこのアルバムはUK盤を持っておらず、代わりにあるのがこのフランスApple盤。基本的にはUK盤とジャケ・デザインは同じです。 フランス盤でも比較的初期のプレスで、ジャケはUK盤同様にラミネート・コーティングされており、裏は上下のみ折り返しあり。 '73年の高3の時にクラスメイトから「買わないか」と持ちかけられ、¥1,000で買ったものです。私の影響で当時まだ珍しかった輸入盤を買ったものの、 アルバムの内容と歌詞カードがないのが気に入らなかったみたいです(笑)。
ジャケ左上にある"Apple"のマークと、裏ジャケの下の折り返し部分にあるPATHE MARCONI製を表わすクレジット。 裏ジャケ上の折り返し部分の真ん中にあるタグのようなもの。何のためのものか不明ですが、これはフランス盤でも初期プレスにしかありません。 スリーヴはプレーン・タイプでちょっと薄めです。右上に"1973年7月20日"という買った日付けと値段、買った友人の名前が書いてあります。
レーベルはご覧のとおりで、フランス風ダーク・グリーンApple。リムの上部に"Made in France by Pathe Marconi"と印刷されています。 ちなみにビートルズのアルバムには'70年代に流通したヨーロッパ向け輸出仕様のフレンチ・プレスのアルバムというものが存在しますが、 このアルバムに関しては純正のフランス国内向けのものです。輸出仕様盤はレーベル・デザインやレコード盤号がUK盤と同じです。 UK盤を聴いたことがないのでそれとは比べようがありませんが、このフランス盤も音質は悪くないと思います。 ご存じのとおりこのアルバムのmono盤はstereoミックスを単にmono化しただけの"なんちゃってmono"で、monoミックスではありません。 stereo盤では疑似stereoで収録されている「Only A Northern Song」だけは真正monoだ、という説も一部で流れていますが、 mono盤は持っていないので実際はどうなのか私は確認出来ておりません。 【 US 盤 】
US Capitol / Apple SW-153 stereo 1969年1月13日発売 そう珍しくもない普通のUS盤です。裏ジャケはUS盤独自のデザインで、国内盤もこのUS盤を踏襲した作りです。 映画に登場するキャラクターのイラストがたくさん載っていてカラフルです。 (フランス盤) (US盤) UK盤などではジャケの"Submarine"の下部分にある"NOTHING IS REAL"の文字がUS盤にはありません。
US盤と国内盤のジャケの右上にはこのような文句が書かれてあり(上の写真左側)、左横にはこのようなクレジットがあります(右側)。 スリーヴは丸窓付きのプレーン・タイプ。
レーベルの下の部分にはご覧のようなクレジットがありますが、これは'70年代中期にあったものらしいです。 初期プレスでは白い文字で書かれていて、Capitolのロゴがあります。 ラン・オフ部分には"MASTERD BY CAPITOL"の刻印があり、L.A.プレス盤です。 【 国内AP盤 】
東芝音楽工業 AP-8610 stereo 1969年3月21日発売 オビなし黒盤 ¥2,000 UK盤より2ヶ月以上遅れての発売。ジャケットはUS盤を踏襲していて、裏・表ともUS盤と同じデザイン。 当然国内盤のジャケにも"NOTHING IS REAL"の文字がありません。 ジャケ右上にある文字のフォントが国内盤(写真上)とUS盤(写真下)でこのように若干異なります。
スリーヴはもちろんブラック・スリーヴ。右は歌詞カード。
レーベルはダーク・グリーンApple。 「日本盤60年代ロックLP図鑑 洋楽編」の判別方法によると、このアルバムのプレスは'72年4月のようです。 【 国内EAS見本盤 】
東芝EMI EAS-80559 stereo 1976年6月20日再発。¥2,500 旗帯付き。 '76年に旗帯で再発されたものの1枚。ジャケは基本的にはAP盤と同じで、US盤準拠です。
スリーヴはブラック・スリーヴですが、EAS盤には丸底のビニール袋が使われてものもあります。右はライナー・ノート兼歌詞カード。 見本盤なので、レーベルは見本用の白レーベル。 AP盤に比べてEAS盤の音質は薄味でどうもいけません。 【 UK盤CD 】
'87年に初CD化された時のUK盤CD。 レーベル写真。 【 YELLOW SUBMARINE SOUND TRACK UK盤(EUプレス) 】
UK Apple 1999年9月発売。 '99年にリマスターされた映画のDVD化と共に発売されたもので、ピーター・コビンによりリミックス/リマスターされたアナログ盤。 それまで禁断だったビートルズの音源ががリミックスされたのはこれが初めてで、音質は飛躍的によかったですが当時は賛否両論でした。 ゲイトフォールド・ジャケで、コーティングはされていません。 スリーヴは内側にビニールが貼ってあり、丸窓が空いたもの。
レーベルは専用ピクチャー・レーベルで、レコード本体は初回限定のイエロー・カラー盤。 【 国内盤CD 】
東芝EMI TOCP-65300 1999年9月13日発売 ¥2,548 私としては珍しく買った国内盤。当時地方にいて輸入盤が入手出来なかったためです。 レーベルはアナログと同じで、ジャケと統一されたデザイン。 【 YELLOW SUBMARINE DVD 】
'99年にリマスターされ画質が向上し、ヨーロッパ公開版以外ではカットされていた「Hey Bulldog」のシーンが追加された完全版DVD。 音声もピーター・コビンの手によるビートルズの音源としては初の5.1chサラウンド・ミックスが収録されていて、これが衝撃的に素晴らしい出来。 ファンは必見の映画であると同時にサラウンドは是非体験して欲しい1枚。 レーベルはアナログやCDと同じデザインによるピクチャー・レーベルですが、これは初回のみでした。




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